~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
（第283回）
超人バロム1のプラモデルは、1972年にバンダイから全5種類が発売されました。
側面情報もわかる積み画像です。
それでは、個別に紹介をしていきます。
●マッハロッド（大）
バンダイマスコミシリーズNo.28
マッハロッド（大）はゼンマイ走行。1972年夏頃発売で当時価格は400円。箱サイズは19×27×5センチ。
発売時期によってパッケージデザインが異なります。
上図のように初期（品番が5316）は「マッハロッド」の文字が大きく赤色です。後期（品番が8681）は「マッハロッド」の文字が小さく青色です。当時の定価は共に400円で変更ありません。
前期後期とも、箱中の帯は同じ物。初期箱デザインで品番が8681という個体は未確認ですので、無さそうです。
デラックス変身セットに入っている「マッハロッド」は後期デザインタイプとなります。
●マスコット 超人バロム1
バンダイマスコミシリーズNo.29
1972年夏頃発売で当時価格は250円。箱サイズは25.6×17.8×4センチ。初期流通の品番は5317で、後期は8682。現存しているデットストックはほぼ後期の8682の方。
バロム1とバロムクロスするタケシくんとケンタローくんのフィギュアとマッハロッド付き。マッハロッドは他商品「ミニ・マッハロッド」のゼンマイ無しのコロ走行版。
バロム1シリーズの中で、これのみよく見かけます。90年代初頭？に複数発掘されたようで、現在でも流通数がある程度あり、そのすべてが美品なのはそのためです。
発掘されたのは品番8682の方なので、初期流通の品番5317はほぼ遭遇できないレア物です。現在までに確認したことがある5317は1個体のみですので、ミニマッハロッドよりも現存数は少ないのかもしれません。
●ミニ マッハロッド
バンダイマスコミシリーズNo.30
1972年夏頃発売で当時価格は200円。箱サイズは17.2×25.2×4.5センチ。ゼンマイ走行で品番は8683。
他バロム1シリーズと同じように、初期の品番は5000番台と思われますが現在未確認です。あるとすれば、順番的に品番は5318となっているはずです。
マスコットバロム1に付いているマッハロッドをゼンマイ走行にしたものです。マスコットキカイダーに付いているサイドマシンも、ゼンマイ走行版にした商品があるので、時代的なものと思われます。
下画は比較画像です。
●「チビッコ 超人バロム1」＆「超人バロム1（キャラメル箱）」
バンダイマスコミシリーズNo.31
1972年夏頃発売で当時価格は100円。箱サイズは19.6×13.4×3センチ。初期流通の品番は5319で、後期流通は8684。
上図の下段キャラメル箱タイプは品番表記無しで、バンダイマスコミシリーズNoも表記無し。
下図のように「仮面ライダー」「月光仮面」「変身忍者 嵐」と共に2列２段にシュリンクされて発売されていました。
バロム1好きな私としては、仮面ライダーや嵐のように、ドルゲ魔人付きのプラモデルも発売されていれば、また違ったコレクターアイテムになったはずなのにと感じるシリーズです。
コレクションを買うも売るも、ぜひ、プラモデルに強いタイムボックスにお任せください。
●マッハロッド（大）
バンダイマスコミシリーズNo.28
マッハロッド（大）はゼンマイ走行。1972年夏頃発売で当時価格は400円。箱サイズは19×27×5センチ。
上図のように初期（品番が5316）は「マッハロッド」の文字が大きく赤色です。後期（品番が8681）は「マッハロッド」の文字が小さく青色です。当時の定価は共に400円で変更ありません。
前期後期とも、箱中の帯は同じ物。初期箱デザインで品番が8681という個体は未確認ですので、無さそうです。
デラックス変身セットに入っている「マッハロッド」は後期デザインタイプとなります。
●マスコット 超人バロム1
バンダイマスコミシリーズNo.29
1972年夏頃発売で当時価格は250円。箱サイズは25.6×17.8×4センチ。初期流通の品番は5317で、後期は8682。現存しているデットストックはほぼ後期の8682の方。
バロム1シリーズの中で、これのみよく見かけます。90年代初頭？に複数発掘されたようで、現在でも流通数がある程度あり、そのすべてが美品なのはそのためです。
発掘されたのは品番8682の方なので、初期流通の品番5317はほぼ遭遇できないレア物です。現在までに確認したことがある5317は1個体のみですので、ミニマッハロッドよりも現存数は少ないのかもしれません。
●ミニ マッハロッド
バンダイマスコミシリーズNo.30
1972年夏頃発売で当時価格は200円。箱サイズは17.2×25.2×4.5センチ。ゼンマイ走行で品番は8683。
マスコットバロム1に付いているマッハロッドをゼンマイ走行にしたものです。マスコットキカイダーに付いているサイドマシンも、ゼンマイ走行版にした商品があるので、時代的なものと思われます。
下画は比較画像です。
●「チビッコ 超人バロム1」＆「超人バロム1（キャラメル箱）」
バンダイマスコミシリーズNo.31
1972年夏頃発売で当時価格は100円。箱サイズは19.6×13.4×3センチ。初期流通の品番は5319で、後期流通は8684。
下図のように「仮面ライダー」「月光仮面」「変身忍者 嵐」と共に2列２段にシュリンクされて発売されていました。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
（みくに文具 上田大）
現在、タイムボックスでは、今回紹介した「超人バロム1」シリーズ多数在庫中です！また、バンダイキャラクターシリーズ各種在庫中です！お気軽にお問い合わせお待ちしております！
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