~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第20回)
今回は、タツノコランドの「かいけつ タマゴン」をご紹介します。
メーカーのタツノコランドは、アニメーション会社のタツノコプロが1973年に設立。そのため、監修も行き届いていたのか、完成品の出来が良いものが多いのが特徴です。
タツノコランド第一号のプラモデルが、今回紹介する「かいけつ タマゴン」シリーズです。
1973年1月頃発売。シリーズは、50円シリーズが4種と500円(大)の計5種でコンプリート。
こちらが500円の(大)の方です。ゼンマイ動力です。
2回ほど再販されましたが、この初版はなかなかお目にかかれません。
初版のみがゼンマイで、再販は動力が省略されてコロ車になってます。
タツノコランド発売プラモデルの中でも、「G4」「ゴッドフェニックス」と並ぶ、激レア品です。
側面には、50円シリーズの商品が紹介されています。
箱中です。
パーツごとにカラー成形色となっているので、着色しなくても、イメージ通りのタマゴンが完成します。
(大)の方の値上がりは確認できていませんが、50円売りの方は、
写真のように、80円に値上がりました。「80」印刷表記されるまでは、タツノコランド専用の80円の修正シールで対応してあります。
写真のように、80円に値上がりました。「80」印刷表記されるまでは、タツノコランド専用の80円の修正シールで対応してあります。
50円シリーズでは、主役の「タマゴン」と「オタスケマン」の2種が市場に出にくい気がします。
こちらが、再版されたタマゴン(大)です。
左がマーク製で82年発売。右がフジサキ製で84年発売です。両方とも、ゼンマイ動力は省略されてます。
初版の箱は約24×29×6.5センチに対して、再販は18×25.5×7センチと、比べると少し小ぶりです。
マーク製はパッケージのように、本体も体が青色成形色。他の部分もパッケージと同じだったと記憶してます。
フジサキ製は、背びれ成形色が初版と同じ赤色ではなく白色。
初版の箱は約24×29×6.5センチに対して、再販は18×25.5×7センチと、比べると少し小ぶりです。
マーク製はパッケージのように、本体も体が青色成形色。他の部分もパッケージと同じだったと記憶してます。
フジサキ製は、背びれ成形色が初版と同じ赤色ではなく白色。
こちらが50円シリーズの再販。マーク製で各100円。
フジサキでも4種セットで500円との再販予告はありましたが、発売はされませんでした。
このタツノコランドのタマゴンシリーズは「究極プラモデル大全」にも紹介されていない謎の逸品でした。他書籍でもほとんど紹介された記憶はありません。
(2024.4.24 追加)
〇マークの100円再販シリーズの成形色は赤色、黄色、青色、白色の組み合わせで各種ともランダム。〇マークの100円再販と初版との違いは、初版のタツノコランド版の成形色はマーク版の用に真っ白な「白色」は使用せず、肌色かベージュ色のみ使用されています。
〇タツノコランドのプラモデル製造は今井科学が請け負っていました。当時の「タマゴン」の貴重な図面です。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
(みくに文具 上田大)
タイムボックスでは、フジサキの再販含め、今回紹介した、タツノコランドの「かいけつタマゴンシリーズ」全て在庫しております。トレード品となっておりますが、「トレード品+追金」や「全て金銭」などなど、ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい。
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http://www.timebox.jp/
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