2025年10月17日金曜日

アオシマ「スポーツサイクリングシリーズ」の雑誌広告

  ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第307回)

今回の絶版プラモデル情報局は、アオシマの「スポーツサイクリングシリーズ」が掲載された当時の雑誌広告を紹介します。


スポーツサイクリングシリーズ第一弾「ブリジストン ヤングウェイ パルス」の近日発売予告です。
アオシマロゴカタカナ「アオシマ」時期というのもわかります。
1/8スケールですが、その精密さゆえに完成品画像では本物と勘違いされてしまうため、手の上に載せて、大きさを表現するという手法がとられています。

2025年9月30日火曜日

過去記事を検証(第51回~第55回)

 ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第306回)

今回の絶版プラモデル情報局は、過去記事のバージョンアップ紹介です。第1回記事投稿から既に10年はたっていますので、その後の資料の充実や研究成果などから見直すと、記事情報が古くなっているものもあります。
それらを修正したり、画像などで補足したいと思います。
今回は前回の続き、第51回から第55回までを見直しました。


(第51回)「イナズマン」のプラモデル
アオシマの100円シリーズの箱中と側面を紹介してませんでしたので紹介します。
組立図は箱裏印刷ではなく、紙で入っています。
100円シリーズは、ゼンマイの大よりもレア度は高いです。

記事は→こちら

2025年9月23日火曜日

「機動戦士ガンダム キャラコレ」の版違い紹介

  ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第305回)

今回の絶版プラモデル情報局は、ガンプラ「キャラコレ」シリーズの版違いを紹介します。

発売はガンプラブームが最高潮に達し、独走態勢に入った1981年6月。先行して「アムロ」「シャア」「マチルダ」「セイラ」の4体がリリースされました。
当時の「模型情報」新製品紹介です。
この4体にデザイン違いの初版箱が存在しています。

下図がデザイン違い3種を並べたものです。
正面からでは特に違いは分かりません。③の10体セット版に関しては、「商品名が赤色」「版権シール無し」の2点で判別できます。

2025年8月31日日曜日

バンダイ「がんばれ!!タブチくん!!」のプラモデル

 ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第304回)

今回の絶版プラモデル情報局は、バンダイの「がんばれ!!タブチくん!!」シリーズを紹介します。

「がんばれ!!タブチくん!!」は、週刊漫画アクションに連載されていた四コマ漫画を原作に映画化され、映画第一弾に合わせてバンダイからプラモデル化。

発売期間は思ったより長く1979年12月の発売でしたが、1982年のバンダイカタログにも掲載されています。当時のキャラクターものとしてはプチロングセラー商品でした。シリーズは全2種。ただしプチロングセラー商品ということで、表記違いが存在します。

似た印象のあるゼンマイでノコノコ歩く「男はつらいよ 寅さん」も時期を同じくして登場した、第二弾的な系統シリーズです。

2025年8月15日金曜日

絶版プラモデルの完成品  その12

   ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第303回)

今回の絶版プラモデル情報局は、絶版プラモデルの「完成品」を紹介します。

絶版プラモデルの完成品というと、数十年たっている物がほとんどです。中には50年以上も昔に組み立てられ、ゆっくりと時間をかけて「味わい」となったプラ素材の退色具合は、骨董品に負けないほどの「良き古さ」のオーラとなっている物も多くあります。

そんな一点物の世界をお楽しみください。


今井科学 「ビッグX V3号
1964年発売で当時500円。
ロボットシリーズNo.7。両足に単二電池を収納し電動歩行。手首からミサイル発射。

2025年7月27日日曜日

マルザン「シルバースター」の組立書

 ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第302回)

今回はマルザンの「シルバースター」の組立書を紹介いたします。

マルザン キャプテンウルトラシリーズの中では、比較的現存率が高いです
1967年発売で当時価格は650円

マルサンは67年7月からマルザンへ社名変更をしています。
そのため、キャプテンウルトラシリーズにはロゴ変更時期が重なり、マルサンとマルザンのロゴ違い箱があるものもありますが、このシルバースターに関しては、マルザン箱のみとなっています。

シルバースターの最大の特徴は、リモコン操作により、空中に張ったケーブル上を前後移動できという点。夢とギミックが詰まった名作キットとなっています。

それでは、シルバースターの製作過程をお楽しみ下さい。

2025年7月11日金曜日

水中モーターみたいなプラモ「マリン トレーラー」

 ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第301回)

今回の絶版プラモデル情報局は、マブチの水中モーターみたいなプラモデル、日東科学の「マリン トレーラー」の紹介です。

水中モーターみたいなと紹介しましたが、実際の発売は水中モーターが登場する2年も前でした。

まずは、マブチの水中モーターの紹介です。
昭和の水物おもちゃやプラモデルの定番商品でした。
初期の単品水中モーターは青色。その後、赤色になります。
模型用として単品で発売されたのは、1967年(昭和42年)3月10日との記録があります。発売後2年間で約1000万個を超える大ヒットとなり、その後も長く親しまれましたが、2000年頃に生産は終了しました。