2014年1月24日金曜日

トミー どうぶつ図鑑シリーズ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第26回)

今回は、まとめて入荷した、トミー「どうぶつ図鑑シリーズ」を紹介します。
76年7月発売の全6種類。当時価格は各300円。

前年に発売した「おさかな図鑑シリーズ」の続編です。
このシリーズ、カバは見かけるのですが、他の動物はなかなか出てきません。
※当時店舗に配られた紹介チラシ。



箱タイプは無く、ブリスターにて店頭に並んでいました。イラストは上田信氏。


当時は動物園や博物館でも売られていたようです。
特にブルドッグ、トラ、ライオンあたりが人気があります。


各メーカーは、昔から動物や昆虫、恐竜などのプラモデルを発売してきました。
プラモデルは教材の側面を持ち、子供受けもよかったからでしょう。
1963年に発売された今井科学の「歩くクマ」が記録上では最古の動物プラモデルのようです。同63年には三和模型から横長のパッケージで「ブルドッグ」「トラ」なども発売されています。たまに市場で見かけますが、激高額になることはありません(今の所)。
動物ジャンルは各シリーズ毎の種類も少なく、コンプリート目標を立てやすいようで、のんびりとコレクションしているコレクターさんが多いようです。あまり、目立ちませんが人気のあるジャンルです。


最後に、現在タイムボックスで在庫中の動物プラモデルを紹介しておきます。
鹿のフンが珍品プラモデルとして幅広く認知されているので人気があります。
激レアは今井科学の「サイ」です。めったに市場に出てきません。


海外の動物プラモデルは数も多いので、洋書などを参考にしてください。
「CLASSC PLASTIC MODEL KITS」「Aurora Model Kits」「Remembering Revell Model Kits」などから検索すると海外絶版プラモデル洋書が出てきます。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。


タイムボックスでは、動物&昆虫&恐竜などの絶版プラモデルが良く売れています!
コレクションを買うも売るも、1点からでも、ぜひ、プラモデルに強い、タイムボックスにお任せください。
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2014年1月13日月曜日

トミー 恐竜探検隊ボーンフリーシリーズ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第25回)

1976年から始まった円谷プロダクション恐竜3部作。
今回は、記念すべき第一作「恐竜探検隊 ボーンフリー」を紹介します。
ボーンフリーシリーズの玩具はトミーとブルマァクの2社発売でしたが、プラモデルはトミーのみが発売していました。

まずは、メインから紹介。
「ボーンフリー1号と2号」

発売は1976年11月。1号の箱は2号より少し大きくて18×28×7センチ。
両車両ゼンマイ走行。当時価格は1号が1000円で2号は850円。

集積合金の名の通り、キットは鉄粉入りのズッシリした手ごたえの樹脂成型。カラー成形によるパーツ分けもよく考えられ、素組みでも劇中のボーンフリー号がそのまま完成します。

画像はシーガルや麻酔銃などの欠品があるものの、TOY版をも超えるその精度と完成度の高さはわかってもらえるはず。可動ギミックもドア開閉など、TOY版を越える。1号と2号はマグネットによりドッキングし同時走行可能

次に2号から発進活躍した小型メカ。3機種ともキット化されています。


「フリービーグル」 1977年1月発売、当時600円。
箱サイズは16×27×5センチで3機同サイズ。
全面透明フード、両サイドドア開閉。ゼンマイ走行時マルチレーダーは自動回転


「フリーシーガル」 1977年1月発売、当時600円。
ゼンマイ走行時ローター自動回転。尾部が3段に収縮し、ローターを折りたたみ、2号収納時の形状も再現できます。


「フリーマッカール」 1977年1月発売、当時600円。
ゼンマイによりアクアドラム走行。水中サーチライトのカバー、ハッチが開閉。方向舵も折りたためます。


側面完成画像により、この3機種の完成度の高さもわかってもらえるはず。
1号、2号含め、シリーズ全てが接着剤不要のスナップキットというのも驚きです。
フリーシーガル以外は全て激レア品。この5種以外に「1号+2号セット」の発売予告が組立書に記載されていますが、現在まで未確認。当時購入した、見た、現在も所有してる、箱のみ、組み済みジャンクでも情報お待ちしております!


(2024.5.27 追加文)
●当時の店舗販促用のチラシです。

●1号と2号の箱中画像です。
キャタピラゴムは、1号、2号共に初期は別袋に入れられ下箱にホチキス留めされていましたが、その後、赤ランナー枠(車体台座部)の袋中に一緒に入れられるようになりました。

●1号と2号の連結後は、2号の車体下に隠されたコロ車が2号を支え、1号のゼンマイ動力のみでの走行となります。

●品番です。
ボーンフリー1号 BF-001-1000
ボーンフリー2号 BF-002-850
フリービーグル BF-003-600
フリーシーガル BF-004-600(BF-003-600)
フリーマッカール BF-005-600(BF-003-600)

フリーシーガルとフリーマッカールの品番は、フリービーグルと同じ「BF-003-600」と誤表記されたため、シールで修正されました。シール修正の無いものが、初期発売分となります。



絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
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