2025年3月29日土曜日

オーロラファンクラブ 回顧録

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第294回)

今回の絶版プラモデル情報局は、前回の「オーロラファンクラブ」の配布リストに続き、当時の活動を垣間見れるカタログやレプリカ写真などの資料をご紹介いたします。
 
当時はホビージャパン、モデルグラフィック、宇宙船、センセーショナルモデルホビー誌などに広告を載せるほど精力的に活動していました。
問い合わせをすると、入会案内や配布リスト、写真などを送ってくれました。

2025年3月17日月曜日

オーロラファンクラブ 配布レプリカリスト

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第293回)


今回の絶版プラモデル情報局は、80年代から90年代に活動していたレプリカ制作団体「オーロラファンクラブ」の配布リストを紹介します。
オーロラファンクラブはマルサンの電動怪獣レプリカ制作で有名ですが、それ以前にはオーロラや今井科学のキャラ系レプリカの配布を行っていました。

今回、当時の会報誌(NO.3:1988年11月発行~NO.8:1991年9月発行)を入手しましたので、その資料をもとに、当時配布されたレプリカのリストを作成しました。

当時のレプリカキットは、今でも市場で見かけることがあります。そのため、私のもとにも「オリジナルなのかオーロラファンクラブのレプリカなのか?」といった鑑定の問い合わせをいただくこともあります。このリストを参考に、ぜひ判別にお役立て下さい。

レプリカの配布はファンクラブ会員限定とされ、第1弾「オーロラ社の洋物」、第2弾「今井科学のキャラ物」、第3弾「マルサンの電動怪獣」、第4弾「オーロラ以外のメーカー洋物」のようにシリーズ分けされていました。第4弾以降は「第●弾」とはされていないようですが、記事中では「第5弾」として紹介しています。

2025年2月24日月曜日

過去記事を検証(第46回~第50回)

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第292回)

今回の絶版プラモデル情報局は、過去記事のバージョンアップ紹介です。第1回記事投稿から既に10年はたっていますので、その後の資料の充実や研究成果などから見直すと、記事情報が古くなっているものもあります。
それらを修正したり、画像などで補足したいと思います。
今回は前回の続き、第46回から第50回までを見直しました。


(第46回)日東科学「ガメラ」の最初期プラモデル
〇まずは、私が執筆した初版ガメラ情報の訂正
「特撮秘宝 vol.8」 (発行:洋泉社・定価1500円+税/2018年10月18日発行)
 ・P20の「A」初版1966年8月20日発売→初版1966年7月発売。
 ・P246の「初版1966年8月20日発売」→「初版1966年7月発売」
 ・P246の本文中「さらにバルゴンと2種同時発売」→「さらにバルゴンと2種同時期発売」

最古と思われるガメラ発売予告広告を紹介。
上図下段の8月1日の広告で、バルゴンが8月20日頃発売とわかります。

2025年2月9日日曜日

絶版プラモデルの完成品  その11

  ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第291回)

今回の絶版プラモデル情報局は、絶版プラモデルの「完成品」を紹介します。

絶版プラモデルの完成品というと、数十年たっている物がほとんどです。中には50年以上も昔に組み立てられ、ゆっくりと時間をかけて「味わい」となったプラ素材の退色具合は、骨董品に負けないほどの「良き古さ」のオーラとなっている物も多くあります。

そんな一点物の世界をお楽しみください。


今井科学 「歩くロボット一家
1962年発売で当時40円。
歩くマスコットシリーズNo.2。輪ゴム動力で足中に糸巻き滑車がある。

2025年1月29日水曜日

「のらくろ」のプラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第290回)

今回の絶版プラモデル情報局は「のらくろ」のプラモデルを紹介いたします。

プラモデルは緑商会アオシマから計3種類発売されています。
のらくろの階級は緑商会は「上等兵」アオシマの方は「二等兵」となっていました。実際の漫画では最終的には「大尉」まで昇進したそうです。

2025年1月20日月曜日

今井科学「ラットパトロール」の組立書

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第289回)

今回は今井科学の「ラットパトロール」の組立書を紹介いたします。

イマイ コンバットシリーズNo.1。海外TVドラマからの模型化です。
1967年発売で当時価格は600円
1/16のモーター走行。走行中に弾丸を連続発射し、カムの装置で前進・左右自由に走るギミック満載のプラモデル。名作キットとして有名で、現在でも人気が高いです。


それでは、ラットパトロールの製作過程をお楽しみ下さい。