~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第57回)
東京マルイ、通称マルイは、金型再利用率の非常に高いメーカーとして有名です。
その金型再利用は、膨大な種類のオリジナルキャラクタープラモデルを生み、
今では、コレクターにとって、非常に人気のあるジャンルプラモデルに成長しています。
今回紹介する「品番」、いわゆる「商品番号」は、箱の側面に書かれているアルファベットと数字の組み合わせで表記されている番号のことです。
各メーカーは商品の発売順に通しナンバーを振り、その横に定価を表記するのが一般的です。 バンダイならば、8611-600(キカイダー600円)、日東科学ならば、ART.NOで始まるART.NO.345-150(キティファイヤー150円)、今井科学ならば、Bで始まるB-479-500(ガマロボ500円)など、各メーカー定型で決まっています。 ブルマァクなど、品番をまるっきり振っていないメーカーもあります。
東京マルイの品番はどうなっているかというと、画像のよう、「MT」で始まり、その後に「数字+定価」が表記されます。
「歩く手首」でいうと、「MT45-200」なので、まずは定価200円ということがわかります。 この「MT45」というのが、商品番号45番と言う意味ではなく、マルイの場合は、昭和45年(1970年)発売を意味しています。
以下、資料元から
MT44-700 1/45 アポロ月着陸船 →昭和44年(1969年)発売
MT45-200 歩く手(黒箱) →昭和45年(1970年)発売
MT46-350 空とぶウルトラマン →昭和46年(1971年)発売
MT47-250 巨人の星 →昭和47年(1972年)発売
MT47-250 Qちゃんレースカー →昭和47年(1972年)発売
MT48-800 レッドバロン →昭和48年(1973年)発売
MT48-350 歩く手(赤箱) →昭和48年(1973年)発売
MT49-300 メカニックマシン3号 →昭和49年(1974年)発売
MT49-500 メカボーグ怪獣 →昭和49年(1974年)発売
MT49-500 メカボーグ2号 →昭和49年(1974年)発売
MT49-800 ロボット飛竜 →昭和49年(1974年)発売
MT78-P4-100 タイガーウルフ→1978年発売
MT78-S3-300 バトルタイガー→1978年発売
MT82-CB3-800 激走キャノンボール フェラーリ512BB→1982年発売
データ的に未収集ですが、上記のように、1975年から1977年のどこかで、表示が昭和から西暦に変更になったようです。
MT44の前番号ですが、昭和41年(1966年)発売の「恐竜出現」や昭和42年(1967年)発売の「歩く手」の初版箱、昭和43年(1968年)発売の「アニマル1」の箱には番号表示がありませんので、MT44の昭和44年頃から表記が始まった物と思われます。(その後の調査で昭和43年からと確認)
この知識さえあれば、マルイのプラモデルの発売年が直ぐにわかります。
ぜひ、コレクション収集の参考にお使い下さい。
~2018.7 追加記述~
その後の調査で、「キングロボ」にMT43-150の記述「有り・無し」の両箱が確認されたので、昭和43年のキングロボ周辺からMT表記が導入されたと判明。
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買取・査定・その他のお問い合わせ 03-5706-4039 まで
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