2015年9月29日火曜日

日東科学 「歩く怪獣シリーズ」青箱

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第66回)

今回は、日東科学の「歩く怪獣シリーズ」青箱(ゼンマイ歩行)を紹介します。


発売は1978年。
日東科学が発売していたゼンマイ歩行のガメラシリーズ、ガッパ、恐竜シリーズから6種を選び、その後1種を加え、統一デザインの「ニットーの歩く怪獣シリーズ」として再発売。


1966年から始まったゼンマイ歩行の初期発売シリーズ箱は横長イメージだったが、それよりも少し縦長に模様替え。定価は400円。側面デザインが青色に統一されているので、通称「青箱」と呼ばれています。 箱絵は小松崎茂。


このシリーズでは「ガメラ」「ガッパ」「ギャオス」「バルゴン」「チラノザウルス」「ステゴザウルス」の6種類が先に発売され、その後、NO.7の「ブロントザウルス」が追加。なので、商品同封チラシにはNO.6までの紹介となっています。


商品番号の「ART NO」は300円売りだった黄色箱の物がそのまま引き継がれ、組立書はコスト削減?により縮小小型化されています。箱の成形は、ホチキス留めとノリ留めの両方が確認されています。


箱中は7種全て青背景のガメライラスト帯で留められています。
NO1~NO6は1978年1月発売。 NO.7のブロントザウルスは同年12月発売(新規発売)。

シリーズNO.1「ガメラ」 箱サイズ15.5×27×4.5、ART.NO.496-400
シリーズNO.2「ガッパ」 箱サイズ15.5×27×4.5、ART.NO.497-400
シリーズNO.3「ギャオス」 箱サイズ15.5×27×4.5、ART.NO.498-400
シリーズNO.4「バルゴン」 箱サイズ15.5×27×4.5、ART.NO.64-400
シリーズNO.5「チラノザウルス」 箱サイズ15.5×27×4.5、ART.NO.189-400
シリーズNO.6「ステゴザウルス」 箱サイズ15.5×27×4.5、ART.NO.174-400
シリーズNO.7「ブロントザウルス」 箱サイズ15.5×27×4.5、ART.NO.695-400

あまり紹介される機会の少ない、恐竜3種を紹介します。



青箱シリーズはその後、価格を500円に値上げし、箱中の帯や構成はそのままで、ほぼ同デザインの通称「赤箱」にリニューアルされます。


値表記のみ改定の対応で良かったような気もしますが、怪獣プラモデルとして、もう少しインパクトの強い「赤色を基調とした箱」にしたかったのかも知れません。赤箱へのリニューアル年はガメラが「火炎怪獣 ガメラ」から「宇宙怪獣 ガメラ」に商品名が変更になっているのを考えると、「宇宙怪獣ガメラ」が公開された1980年あたりと思われます。


赤箱の方が発売期間が短かいようで、入手難易度は高めです。チラノザウルスやステゴザウルスは青赤共に出にくく人気があります。
赤箱の3匹恐竜、特に「チラノザウルス」「ステゴザウルス」はみたことないレベルです。
赤箱バルゴンもでません。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。

(みくに文具 上田大)

現在、タイムボックスでは、今回紹介した日東科学の「歩く 怪獣シリーズ」各種在庫中です。激レアな赤箱「バルゴン」も店内在庫中ですので、お気軽にお問い合わせお待ちしております!

また、今回紹介した日東科学の「歩く怪獣シリーズ」をはじめ、60年、70年、80年代の怪獣プラモデル高額買取中です!! 他特撮、アニメ&ロボットプラモデルも買取強化中です!!箱だけや組済その他キャラクタープラモデルもバンバン買取中です。

コレクションを買うも売るも、ぜひ、プラモデルに強いタイムボックスにお任せください。
http://www.timebox.jp/
買取・査定・その他のお問い合わせ 03-5706-4039 まで



2015年9月16日水曜日

今井科学 潜水 鉄人28号&鉄腕アトム&ソラン

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第65回)

 今回は、非常に珍しい「潜水 鉄人28号」がタイムボックスさんに入荷したと言うことで、今井科学の潜水キャラクターシリーズを紹介します。


今井科学のキャラクター水物プラモデルの初期作品となる「潜水 鉄人28号」「潜水 鉄腕アトム」「宇宙少年ソラン(潜水)」の3種は、今井科学の水物プラモデルの人気作「サブマリン707シリーズ」と同じ1965年の発売でした。
「潜水 鉄人28号」と「潜水 鉄腕アトム」はファミリーシリーズでしたが、「宇宙少年ソラン」は宇宙題材のアニメ作品が多くなった時期の発売だったので、宇宙シリーズになっています。

ファミリーシリーズ唯一の潜水2つ、No.4とNo.5の「鉄人28号」「鉄腕アトム」を並べて積むと、側面の青や赤線の波デザインが連続するといったニクイ演出もされ、当時の制作現場の士気の高さを感じさせてくれます。


それでは、各種単品を紹介します。
 

●「潜水 鉄人28号」
 1965年4月発売で当時150円(KIT NO.453)
ファミリーシリーズNo.4。 箱サイズは約13×23×3.5センチで、組上げた時の全高は約15.5センチ。
今井科学ファミリーシリーズとは、No.1の「ジュニア 0戦はやと」からNo.20の「ストップ!にいちゃん」までの全20種が発売された定価100円~200円の人気シリーズ。

「潜水 鉄人28号」は、今井科学の鉄人28号プラモデルとしては後発。
成形色は発売時期の違いにより「濃青色」「水色」「グレー」の3種類があり、袋閉じタグも「青色(鉄人28号文字)」と「オレンジ色(プラスチックモデル文字)」の2種類がある。
本体はネジ留めなので、ゴムが切れた時のメンテナンスもできる。



●「潜水 鉄腕アトム」
 1965年8月発売で当時150円(KIT NO.454)
ファミリーシリーズNo.5。 箱サイズは約13×23×3.5センチで、組上げた時の全高は約15センチ。
潜水アトムも鉄人28と同じ仕様を受け継ぎ、本体はネジ留め。
背中には空気室用のロケットを接着するが、このロケットが残っている組済み個体は少ない。



●「宇宙少年 ソラン」
 1965年11月発売で当時150円(KIT NO.443)
※写真の完成品は足下スクリュー欠品。
イマイの宇宙シリーズNo.4。  箱サイズは約13×23×3.5センチで、組上げた時の全高は約17センチ。
宇宙シリーズは、No.1の「宇宙パトロール ホッパ」からNo.12の「遊星仮面カー ライダー」までの全12種が発売された。価格帯は150円~500円で、モーター走行の「オート流星号」や「エムエムマシン」もこのシリーズだった。

完成品の造形は美しく、非常に凛々しいヒーロー立ちが再現されている。
ソランも本体ネジ留めを採用され、別パーツの頭は接着せずにキャップのように首にはめ込む。
他2種とは違い、スクリューンはそれぞれの足に1つの計2つある。このダブルスクリューンは、付属の特殊ハンドルパーツにより、同時に巻くことができる。



当時の今井科学商品カタログから、完成写真を紹介。


昔は、お風呂やプールといった水辺で遊べるプラモデルは、水物プラモデルと呼ばれ沢山の種類がありました。今井科学の水物プラモデルといえば「サブマリン707シリーズ」の他に、「007 サンダーボール作戦シリーズ」「ブルーサブ6シリーズ」などが有名です。「海賊王子」「オバケのQ太郎 00Q救命ボート」「バットマンボート」、がんばれ!マリンキッドの「P1-O号」などもあり、これらは潜水3種が発売された翌年から、順次市場に投入され、水物キャラクタープラモデルジャンルを確立させました。



絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。

(みくに文具 上田大)


現在、タイムボックスでは、今回紹介した「潜水 鉄人28号(未組立)」、「潜水 鉄腕アトム(組済)」「宇宙少年ソラン(未組立)」、さらに、今井科学キャラクタープラモデルを多数在庫中です! 謎の「ビルつき 鉄人28号(未組立)」も、同時入荷しました!! お気軽にお問い合わせ下さい。
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2015年8月29日土曜日

緑商会 名作「モグラスシリーズ」

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第64回)

今回は、数多くの傑作SFオリジナルプラモデルを発売した緑商会から、モグラスシリーズを紹介いたします。
※画像はサイズ比較できるように各モグラスを並べて写したもの。


モグラスシリーズは全5種が発売されました。発売順は「キングモグラス」「ベビーモグラス」「ビッグモグラス」「ジュニアモグラス」「ウルトラモグラス」。
初期発売の1966年から緑商会倒産直前の1978年まで売れ続けた大ヒットロングラン商品です。
それでは、発売順に紹介していきます。



●「キングモグラス」
 1966年11月発売で当時300円(F15モーター使用)

●初版箱サイズは17×31×4.5センチ。 ビートル2世、エコー7に続き、緑商会SFシリーズ第3弾として登場。
当時のカタログには全長109ミリと紹介されているが、190ミリの間違い。
登坂力はビートル2世の35度に対して驚異の45度。
ドリルなど、メッキ処理されたパーツは無い。
この初版箱にはST表記ありバージョンも確認されている。

画像右下の上から2版、3版、そしてユニオン社の「ベガ」「ガルーダ」の順。

●2版は当時400円で箱サイズは17×31×4.5(FA130モーター使用)。
販売期間中、価格修正シールにて500円に値上げされ、その後に印刷にて正式に500円に表記変更された。値上げと共に箱中の帯もなくなる。

●3版は当時500円で箱サイズは16×27×5(FA130モーター使用)。
発売時期により、本体成形色は赤、オレンジ、青の3色が確認されている。


緑商会倒産後、3版パッケージで社名ロゴのみ変更し、ユニオンモデルから電動そのままで発売継続された(成形色は青色)。その後、ユニオンモデルは商品名を変更し、「最強戦車 ベガ(電動・白成形色)」「機動戦車 ガルーダ(ディスプレイ・紺成形色)」として市場に再登場させた。「ガルーダ」の箱絵で「KING MOGURAS」タイトルの韓国版もある。

また、1999年に童友社から限定保存版として3版パッケージの物が復刻され、現在でも容易に入手可能だが、残念ながら動力部分は省略されている。



●「べビーモグラス」
 1967年8月発売で当時50円

●初版箱サイズは9×15×3センチ。動力は日東科学の50円岩ガメラシリーズと同じフリクションギヤ。初版箱にはST表記ありバージョンも確認されている。 また、全てが英語表記の輸出版もある。

ベビーモグラスは、キングモグラス2版、ビッグモグラス3版、ジュニアモグラス2版が発売された時期の商品カタログには紹介されていないので、この時期には発売されておらず、キングモグラス3版、ビッグモグラス4版、ジュニアモグラス3版の新デザイン画発売時期頃の1976年にチビクロ4点パックとして久しぶりに市場に再登場したと思われる。

●2版は当時「ベビービートル」「ベニーエコー」「ベビーモグラス」「ベビーバンガード」の4点パックで300円。商品名はチビクロ4点パック。箱サイズは9×15×3センチ。動力なしのコロ走行。本体成形色はオレンジ色。

2版パッケージでユニオンモデル版もある。



●「ビッグモグラス」
 1967年11月発売で当時500円(F25モーター使用)

●初版箱サイズは20×38×6.5センチ。登坂力45度 箱正面左下の青赤黄色丸デザインの25モーター表記があるものが初版箱初期発売分。
その後、この25モーターロゴは表記されなくなり、F15モーター使用と文字記述される。
この初版箱にはST表記ありバージョンも確認されている。

画像下の左から2版、3版、4版。
初版から3版まで、成形色の変更はなかったが、3版途中から「魅力的!!成形色が変わりました」告知シールが張られ、本体成形色が青色、ドリルはメッキ処理された小豆色となり、その成形色のまま4版に引き継がれている。

●2版は当時500円で箱サイズは20×38×6.5センチ(FA130モーター使用)
※画像は「昭和プラモ名鑑(大日本絵画)」より

●3版は当時700円で箱サイズは20×38×6.5センチ(FA130モーター使用
※画像は「ホビージャパン(83年1月号)」より

●4版は当時700円で箱サイズは20×30×6センチセンチ(FA130モーター使用)

4版パッケージでユニオンモデル版(モーター)もある。
また、1999年に童友社から限定保存版として動力省略された4版パッケージの物が復刻され、現在でも容易に入手可能。



●「ジュニアモグラス」
 1968年7月発売で当時200円(ゼンマイ)

●初版箱サイズは14×24.5×5センチ。登坂力30度

画像右下の上から2版、3版
2版までは成形色は同じで、3版は本体黄色。

●2版は当時350円で箱サイズは14×24.5×5センチ(ゼンマイ)

●3版は当時350円で箱サイズは14.3×24×5センチ(ゼンマイ)

1999年、「キングモグラス」「ビッグモグラス」同様に3版パッケージでユニオンモデル版(成形色は黄色、ゼンマイ)もあり、童友社からは限定保存版として3版パッケージの動力省略版が復刻されている。



●「ウルトラモグラス」
 1968年11月発売で当時1200円(リモコン)

●箱サイズは27.5×43×9.5センチ。登坂力40度。
2ボタンのリモコンとモーター組込み式ギヤボックス、宇宙船発射用ゼンマイ付。

画像右下はウルトラモグラス ゼネコン版。


●「ウルトラモグラス ゼネコン版」
1969年6月発売で当時価格は1000円。リモコンボックスを省略した分、安くなっている。箱サイズは27.5×43×9.5センチ。
モーター組込み式ギヤボックス付、ゼネコンは別売り、マブチ・ゼネコンに特化した仕様。
ゼネコン以外は前年発売のリモコンウルトラモグラスと同じ。
1971年の商品カタログにはゼネコンタイプしか紹介されていないので、リモコン版ウルトラモグラスの後継商品扱いと思われる。

ウルトラモグラスは、緑商会の大ヒットロングラン商品「モグラスシリーズ」において、唯一、初期発売分のみの商品で、箱違いの再販は存在しない。



緑商会に限らず、各メーカーのSFオリジナルプラモデルを紹介した資料は非常に少ないので、その全貌を把握するのは現在でも非常に困難を極めます。
これらSFオリジナルプラモデルを特集したものとして有名な書籍に、「キャラクターエイジNo.2(学研)」がありますが、わりと情報が不正確なところもあるので、最新情報を元に読み進め、コレクションの資料として活用してもらいたい。



絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。

(みくに文具 上田大)


現在、タイムボックスでは緑商会のSFオリジナルプラモデルを多数在庫中です! また、当時のオールカーラーの商品カタログなども在庫中ですので、 お気軽にお問い合わせ下さい。
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2015年8月17日月曜日

モノグラム 将軍ウォーリアーズシリーズ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第63回)

今回は、アメリカ モノグラム社から発売された「SHOGUN  WARRIORS」のプラモデルを紹介します。


日本国内では「ショーグン・ウォーリア」や「ウォーリアーズ」と紹介されていますが、今回は漢字表記の「将軍ウォーリアーズ」で統一します。

1978年、モノグラムから発売された全6種類のジャパニーズロボット群です。
金型はもちろんバンダイ製。 価格は当時4ドル。箱のサイズは各種同じで31.5×21×6.5センチ。日本国内には、当時ほとんど輸入され無かったプラモデルです。
※画像はモノグラム1978年商品カタログより。

「ゲッタードラゴン」「グレートマジンガー」「ライディーン」の3種が先行発売され、その後に「グレンダイザー」「ガイキング」「ゲッター2」の3種が加わりました。 当時のバンダイオリジナル版とは違い、モノグラムのプラモデルシリーズ最大の特徴は、「電動歩行」が省略され、さらに成形色がアメリカナイズされていることです。


それでは、各2種ずつ紹介していきます。



●「DRAGUN(品番6020)」 「MAZINGA(品番6021)」

グレートマジンガーの箱中です。バネ式のロケットパンチはそのまま。 国内版とは異なる、スクランブルダッシュのシルバー成形色がカッコいい。
パーツは写真のようにそのまま入っています。



●「RAYDEEN(品番6022)」 「RAIDER(品番6023)」

ライディーンの箱中です。なんと、超合金コレクターでは有名な「ブラックライディーン」仕様です!!これだけでプレミアムな感じを受けます。
電池蓋になっている足裏パーツは必要ないとの事で付いません。ライディーンはなぜか、パーツは袋入りです。

ゲッター2の箱中です。本来ない胸のデカール(モノグラムオリジナル)が付いています。



●「GAIKING(品番6024)」 「GRANDIZER(品番6025)」

残念ながらシュリンク未開封ですので、箱中は不明です。


側面の商品紹介画像がいわゆる「クール」でしたので、こちらも紹介しておきます。


海外では、将軍ウォーリアーズで育った少年達が、日本の超合金やジャンボマシンダーを収集しているそうです。 最近では、絶版プラモデルの情報にも接したようで、実際、絶版プラモデルも収集対象とするコレクターが増えだしたと言われています。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。

(みくに文具 上田大)


現在、タイムボックスで将軍ウォーリアーズ元となった当時のバンダイロボットプラモデルを多数在庫中です! 当然、在庫限りです!! お気軽にお問い合わせ下さい。
また、今回紹介したモノグラム「将軍ウォーリアーズ」シリーズ含め、元ネタのバンダイ ロボット系プラモデル高額買取中です!! 他特撮、アニメ&ロボットプラモデルも買取強化中です!!箱だけや組済その他キャラクタープラモデルもバンバン買取中です。

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2015年7月29日水曜日

初心者必見!! 絶版プラモデルの紹介本 その2

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第62回)

タイムボックスプラモデル館&みくに文具が全面協力しました書籍が発売されました。「時代の旅人 02(大空出版)」です。


そちらの紹介も含め、前回の「絶版プラモデル本記事」で紹介しきれなかった書籍や、その後に出版されたコレクター本を今回は紹介いたします。


●時代の旅人02(大空出版・本体800円)
  絶版プラモデル特集ページはオールカラーの全28ページ!!
中身も濃く、構成や編集も丁寧で、近年稀に見る「絶版プラモデル紹介本」となっています。国内最初のプラモデルと言われているマルサン商店 「ノーチラス」から、ミリタリー、怪獣、サンダーバード、70年代アニメ&特撮キャラクター、ロボダッチ、怪奇&妖怪、スーパーカー、ガンダム、珍プラまで、初心者から少し深いマニアもニンマリできるディープな記事も満載です。

怪奇&妖怪ページは、初版日東科学「猫目小僧」も紹介され、充実の内容。
「買って損なし!」というよりも、「買わないと損!」と太鼓判の一冊です。



●「昭和プラモ名鑑(大日本絵画)」
 1950~1960年代のプラモデル創世記をメイン紹介した

市場では特に出会いにくい60年代のプラモデルが多数紹介され、資料性が高く、「自動車」「軍用戦闘車両」「航空機」「戦艦」「空想科学」「其ノ他」のカテゴリー分けが当時の模型少年には堪らない。 プラモ問屋の三ツ星商店やマルサン商店の当時カタログ掲載も嬉しい。



●アオシマ 合体プラモデルシリーズの決定版!
 「アウトサイダー・プラモデル・アート(双葉社)」

青島文化教材社の「合体マシン」「ミニ合体」シリーズの全てが掲載。 
1つ100円の合体シリーズ。4つ集めれば合体完成できるのだが、当時は全てを集められなかった少年は多いはず。
全ての組済み写真が紹介されているのは嬉しい。



絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。


(みくに文具 上田大)


タイムボックス プラモデル館では、今回紹介した、「時代の旅人 02(大空出版)」など、絶版プラモデルに関した広報活動にも力をいれております。資料の貸し出しや特集記事監修など、ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい。

在庫薄のため絶版キャラクタープラモデル高価買取中です!
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2015年7月16日木曜日

バンダイ 仮面ライダープラモデル その3

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第61回)

今回はバンダイの仮面ライダー(大・500円)の版違いを紹介します。


ヒーロー物の最高峰コレクション、仮面ライダー。その中でも「仮面ライダー(大・500円)」は別名「サイクロン号」とも呼ばれ、仮面ライダープラモデルでも代表格にして、コレクター垂涎の的となっている逸品です。

発売は1971年7月。取り外し可能なゼンマイボックスにより、スケールモデルとしてのプロポーションが保たれているのも人気の理由。

そんなサイクロン号にも発売時期による表記違いがあり、「初版」が存在します。現在の評価額自体は、版ごとにさほど違いはありませんが、今後は差別化が図られてくるかもしれません。 ぜひ、コレクションの参考にしてください。


初版識別は簡単です。 側面にST表示がありません。

現在確認されている版は4種です。
下記、画像でまとめました。 箱表記の違いは品番とST番号の違いのみです。
(版毎の箱中マイナーチェンジがあるかは現在調査中です。)
※4版画像は、究極プラモデル大全(血祭著・白夜書房)より


マスコットライダーにも、品番違いを以前紹介しました。
ぜひ、写真の仮面ライダー3種、初版で揃えたいものです。



以前、絶版プラモデル情報局で紹介した記事です。

●「仮面ライダー その1」 
●「仮面ライダー その2」

も合わせてお楽しみ下さい。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
 
 
(みくに文具 上田大)
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タイムボックスでは、今回紹介した、「キャラメル箱タイプ マスコットライダー」「仮面ライダー怪人セット4点シュリンクパック」「マスコット 仮面ライダー」などなど、在庫を取り揃えております。ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい。


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2015年6月26日金曜日

ガンマー第3号 宇宙大作戦シリーズ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第60回)

今回は、1968年12月に公開された「ガンマー第3号 宇宙大作戦」のプラモデルを紹介します。


緑商会からSF映画シリーズとし、3メカ計5種類が商品化されました。それらは全て、現在でも非常に人気の高いコレクションアイテムとなっています。
※緑商会1969年商品カタログより


(1)ロケット戦車(大・当時500円・モーターライズ)
1969年1月発売、完成全長は32.6センチ!
箱のサイズもシリーズ最大で20×38、厚みはなんと7.5センチ!
パトロールレッドランプ点灯、キャタピラはモーター駆動。 腹部ハッチの開閉によりジープ収納。さらにミサイル発射筒は本体と分離可。
シリーズコンプリートを目指すコレクター最大の鬼門。


(2)ロケット戦車(小・当時250円・ゼンマイ走行)
1969年1月発売、箱のサイズは17.3×26×4.5センチ。
完成全長は22.5センチで、ミサイル左右同時発射機能搭載。ゼンマイ走行。
先端のクリヤーレッドの透明パーツが造形美に花を添えている。
商品にはロケット戦車(小)完成写真のカード付き。


(3)宇宙船(大・当時250円・ゼンマイ走行他)
1969年1月発売、箱のサイズは17.3×26×4.5センチ。
完成全長は23.6センチで、水陸両用。
地上は「ゼンマイパーツ」、水中は「水中モーターパーツ」をポリキャップにより付け替え可能。これは、プロポーション重視設計とも思われる。
ロケット戦車(小)同様に、商品には宇宙船(大)完成写真のカード付き。


(4)宇宙船(小・当時150円・ゴム走行他)
他4種から1カ月遅れの1969年2月発売。箱のサイズは13.5×23×4センチ。
完成全長は18センチで、ゴム動力による水陸両用。
宇宙船(大)同様に、ポリキャプにより水陸機構を取り付け変更。
動力パーツを全て取り外すと、(大)同様に劇中そっくりな宇宙船となる。



(5)宇宙ロケット(当時150円)
1969年1月発売、箱のサイズは23×14×4センチ。
スプリングで発射、基地付、完成全長は16センチ。 ロケット先端はゴムキャップ。ゴムは劣化するので入手の際は注意したいが、劣化していない個体の方が稀。
管制塔は透明パーツが使用されリアル志向。ただし、劇中にあった補助ブースターは造形されていない。


発売から数か月後、アポロブームに乗り「ガンマー3号 宇宙ロケット」は「アポロ 宇宙ロケット」と改名し販売された。成形色はシルバーから白色に変更。組立書も内容は同じだが、最後の「遊び方のいろいろ」は省略された。 箱側面にはロケット戦車が紹介されているので、市場ではこの2種が混合して店頭にならんでいた可能性もある。「ガンマー3号 宇宙ロケット」はシリーズでも出にくい方なので、アポロに改名され、他よりも発売期間が短かったのが原因かもしれない。



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