2025年6月16日月曜日

フジミのチビ丸「ゴジラシリーズ」

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第300回)

絶版プラモデル情報局も、ついに第300回!
いつもご覧いただいている皆さまの応援のおかげです。本当にありがとうございます!!
今回はこの記念すべき節目にふさわしい題材として、「ゴジラプラモデル」の中から、前から少し気になっていたシリーズをご紹介したいと思います。

コレクターの視点も交えて、フジミ模型のチビ丸「ゴジラシリーズ」の紹介です。
2016年から始まった「ちび丸ゴジラ」シリーズ。今もなお、新作が加わり続けています。気がつけば、フジミ模型は、オーロラやマルサンから始まったゴジラプラモデルの歴史の中で、最多かつ最長のシリーズを展開するメーカーとなりました。

オーロラ、マルサン、ブルマァク、バンダイ、山勝、モノグラム、ポーラライツ、東宝といった歴代メーカーの系譜に連なる存在です。
※いずれも「主役ゴジラ」をキット化したメーカーに限定しています。

そのシリーズ数は予想以上に多くなり、一度整理しておかねばと思い続けていましたので、今回は良い機会となりました。それでは、フジミ模型の「ちび丸ゴジラ」シリーズを紹介していきます。

2025年6月4日水曜日

addar の「猿の惑星」シリーズ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第299回)

今回の絶版プラモデル情報局は、addarの猿の惑星シリーズの紹介です。

オーロラ社からの発売と間違われることが多いのですが、オーロラ社と関係の深いアダー社からの発売となっています。ポーラライツからパッケージデザインが同じでaddarのロゴをAURORAロゴにした復刻版が2000年からシリーズ発売されていますので、初版の収集には注意が必要です。

シリーズは下画像の6種+騎馬隊、それにボトルシリーズ3種で、全10種類です。
ボックスアートはオーロラ社も手掛けているハリー・シャーレ(Harry Schaare)が担当
addarの読み方ですが、当時の国内広告などではアダール社と呼ばれていたこともありましたが、その後、現在ではアダー社に統一されているようです。

アダー社はオーロラの関係者が設立させたアメリカの模型メーカーで、オーロラ社のオーナーが出資に関わったという記事も見かけました。設立約3年後の1976年末に倒産となっています。

2025年5月21日水曜日

学研のメカモシリーズ


~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第298回)

今回の絶版プラモデル情報局は、組立キットとして有名な学研の「メカモ」シリーズを紹介いたします。

プラモデルとは違いますが、金属製の組み立てキットで1972年に発売開始
「機械工学から生まれた動物ロボット”メカモ”」とのキャッチフレーズと共にメカモが9種、メカニマル3、そしてミニメカモが5種類発売されました。
全てボルト・ナットで組み立てられ、専用のドライバーやスパナもついていました。モーター付きで、主メカモはRE-26(RE-260)モーターで力強く動きました。
メカモの誕生秘話などは、これまでにも紹介される機会がありましたので、興味のある方はぜひ一度調べてみてください。

2025年5月10日土曜日

プラモデル箱のクリーニング方法 その3

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第297回)

今回の絶版プラモデル情報局は、前回に引き続きプラモ箱のクリーニング方法「その3」です。

まず、クリーニングで大切なこと再度警告です。
★一番大切なことは、やりすぎないこと。
汚れを落とすのは、「100」落としたいとすると「70」ぐらいでやめておく。無理して「100」を落とそうとすると、箱にダメージが出る可能性大です!! 後悔先に立たず! です。


まずは、おさらいということで、紹介済みのクリーニング方法「その1」「その2」です。

2025年4月30日水曜日

プラモデル箱のクリーニング方法 その2

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第296回)

今回の絶版プラモデル情報局は、「プラモ箱のクリーニング その2」です。
1、2年ほど前から過去記事「クリーニング方法」と「箱補修方法」の観覧数が毎月良いので、続編を公開いたします。

まず、クリーニングで大切なこと再度警告です。
★一番大切なことは、やりすぎないこと。
汚れを落とすのは、「100」落としたいとすると、「70」ぐらいでやめておく。無理して「100」を落とそうとすると、箱にダメージが出る可能性大です!! 後悔先に立たず! です。



以前紹介した方法「その1」です。これで汚れが取れない場合は今回の方法で試します。
「クリーニング方法 その1」紹介記事は→こちら


●今回の方法です。 なお、カビに関しては今回の方法でも除去はできません。

2025年4月18日金曜日

ブルマァク「ろぼっ子ビートン」シリーズ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第295回)

今回の絶版プラモデル情報局は「ろぼっ子ビートン」のプラモデル紹介です。

ろぼっ子ビートンのプラモデルは、1977年にブルマァクから全3種類が発売されました。パッケージ画は3種共に前村教綱。
ビートンとガキオヤジが2月上旬頃に同時期発売。その後、5月にブリキンが発売。
シリーズには上図のダイアポロンのチラシが入っていることがあります。市場価格の安いガキオヤジには、ほぼ入っているので、このチラシ目当てにするとお得感が増します。後発売のブリキンには入っていないことが多いです。
1977年10月にブルマァクは倒産しますので、ちびっ子ビートンシリーズはメカンダーロボと共に、ラスト商品組となっています。

ブルマァクロゴはバッファローロゴではなく、この時期はブルモデル事業部からの発売なので、箱表記ロゴは接着剤不要のプラモデル、「ブルモデルロゴ」になっています。

2025年3月29日土曜日

オーロラファンクラブ 回顧録

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第294回)

今回の絶版プラモデル情報局は、前回の「オーロラファンクラブ」の配布リストに続き、当時の活動を垣間見れるカタログやレプリカ写真などの資料をご紹介いたします。
 
当時はホビージャパン、モデルグラフィック、宇宙船、センセーショナルモデルホビー誌などに広告を載せるほど精力的に活動していました。
問い合わせをすると、入会案内や配布リスト、写真などを送ってくれました。