2018年1月31日水曜日

絶版プラモデル情報は複数資料で確認!

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第122回)
 
今回は、「絶版プラモデルの情報は、複数資料で確認!」
という格言を、実例を挙げてご紹介いたします。
絶版プラモデル界でも超人気お宝プラモデル「マジンガーZシリーズ」です。絶版プラモデルの資料本や特集記事などでも毎回紹介されています。
こんな超メジャーな絶版プラモデルでも、書籍では、間違った情報が掲載されていることがあります。
 
 
以前、私が絶版プラモデル特集を監修した「時代の旅人 02」と言う書籍です。
この時、「マジンガーZ ジェトスクランダー付」の定価を900円と紹介しました。もちろん、少なからず、裏取り確認をしてOKをだしましたが、その後に実際には初値は700円というのに気が付きました。
 
写真のように、「ジェトスクランダー付」は700円で発売されています。
ジェトスクランダー付は値上げがあり、900円表記のものもあります。900円で売られていた時期もあるので、誤情報というよりも、正確な初値で紹介できなかったと言うことになります。
 
 
書籍などで紹介する場合は、基本、初値を紹介します。
では、なぜ間違えたのか?
このようなミスが連鎖したのも大きな原因です。
~900円情報書籍~
●「究極プラモデル大全」(白夜書房・1999年1月発行・血祭氏著)
●「ガンプラ開発真話」(メディアワークス発行・角川書店発売・1800円・2006年4月5日初版発行)
●「ガンプラ開発戦記」(アスキー・メディアワークス発行・角川グループパブリッシング発売・743円・2010年12月10日初版発行)
●「時代の旅人 02」(大空出版・2015年7月20日発行)
 
 
正確に、700円と紹介されている書籍もあります。
●「小松崎茂 プラモデル・パッケージの世界」(大日本絵画・1999年5月発行)
●「バンダイ キャラクタープラモ年代記」(学研・2007年4月3日発行)
 
 
確認作業として、当時の資料を参考にすることが大切ですが、
当時のバンダイカタログには、同じ表紙で73年版と74年版があり、73年版は700円との表記ですが、74年版では表記が900円に変更されています。ほぼ同じ内容ですが、値表記部分に変更がある場合があるので、両方の刷りで再確認していないとダメなわけです。
思い起こせば、身近にあった74年版しか確認していませんでした。
 
バンダイのカタログ自体、高額なプレミア品となっていますので、一般では所有というのは難しい所です。それでは、先ほどの「ジェットスクランダー付」を正確に700円と紹介していた書籍を、まずは信用していいのかと言うとそうでもないようです。
 
「ホバーパイルダー」の紹介記事を観てみます。初値は400円です。
「バンダイ キャラクタープラモ年代記」がバンダイカタログの73年版情報を元にしていたのであれば、ホバーパイルダーの初値は400円と紹介されるはずですが、なぜか、500円と紹介されています。500円という値段は74年版カタログに載っている値上げ後の価格です。 ということは、「ジェットスクランダー」700円紹介は、たまたまだったようです。
因みに、私が間違えなかったのは、所有のホバーパイルダーが400円表記で、さらに手の届くところにあったので、現物確認できたからです。
 
 
絶版プラモデルの調べものは、複数資料で確認!!
情報に違いを見つけたら、あなただけの探究の旅へ!!

絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
 
 
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2018年1月10日水曜日

日東科学の「ゴーゴン」

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第121回)
 
今回は、日東科学の恐竜シリーズNo.3「ゴーゴン」を紹介いたします。
空前の怪獣ブームの1966年、「ガメラ」と「バルゴン」のゼンマイ歩行プラモデルを発売し大ヒットを飛ばした日東科学は、続く怪獣ラインナップとしてオリジナル怪獣の「ワニゴン」「ガマロン」「ドラゴン」を投入しました。
その後、ゼンマイ歩行怪獣シリーズは、1969年に公開された「怪獣グワジン」とのタイアップ商品の恐竜シリーズNo.1「恐竜 ステゴザウルス」を7月に発売。同年11月に恐竜シリーズ第2弾の「ティラノザウルス」、そして、70年春にゴーゴン2種が発売されました。
 
 
●「原子怪獣 ゴーゴン」
比較的良く見る、再版のゴーゴンです。
発売は1984年春頃で箱サイズは11.5×27×4センチ。
当時価格は700円で品番は「ART No.24084-700」。ゼンマイ歩行で、成形色は青色。
1983年から発売が始まったガメラ再販の白箱シリーズ。
箱絵はミリタリーイラストで有名な上田信。
原子怪獣というネーミングは、この再販からつけられた物。「歩く怪獣シリーズNo.6」。
組立書には、非常に詳しい「原子怪獣 ゴーゴン」の設定資料が描かれているのも必見。

 完成全長は約26センチで、高さは約10センチ。
※上画像の完成品は、再販時に抜かれた成形色がこげ茶色のテストショット。それを塗装した物。
 
 
●「ゴーゴン」(初版・NITTOロゴ版)
発売は1970年5月で、箱サイズは11.5×27×4センチ。
当時価格は200円で品番は「ART NO.213-200」。
ゼンマイ4つ足歩行で成形色は濃い黄土色。
上側面も下側面もデザインは同じで、恐竜シリーズが紹介されている。パッケージには、「ゴーゴンは草食恐竜の一種で2億年まえにヨーロッパに住んでいました」とある。
 
組立書は2種あり、大きい方が初期発売分に入っていた物。その後、読みやすい横長版に変更された。
大きい組立書が入っている初期発売分の箱中身は、ランナー束全体が綺麗に長方形に整頓されるようにランナー枠が折られ、袋詰めされているのも特徴。
 
 
●「ゴーゴン」(初版・NITTO KAGAKUロゴ版)
発売時期は1971年頃で箱サイズは変更なしの11.5×27×4センチ。
同年夏辺りにST表記版が出荷されているはずだが、いまのところ未確認。
組立書の日東科学ロゴも変更されている。
 
 
●「原始怪獣 ゴーゴン」(小)
発売は1970年4月で、箱サイズは9.5×13.3×3.5センチ。
当時価格は50円で品番は「ART NO.211-50」。
フリクションギヤー式。ゴーゴン自体の全長は約10.4センチで高さは約5センチ。
シリーズとしては、岩乗りガメラから始まった「ミニ ウルトラ怪獣シリーズ」の第3弾。 パッケージ表には、ゴーゴン文字の上に小さく「恐竜 エダホザウルス」と書かれ、「万国博にも出てくる原始時代の帆かけ竜」と紹介されている。箱裏では「原子怪獣」ではなく、「原始怪獣 ゴーゴン」と紹介されている。このゴーゴンのみ、50円ガメラ(岩)シリーズで唯一再販されなかった。
NITTO KAGAKUロゴ版は確認されていない。

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