2019年5月30日木曜日

昭和40年男補足 最新ガイガン情報

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第154回)


今回は、昭和40年男で連載している「みくに文具のプラモ棚」の補足情報です。
どうしても誌面では、文字数に制限があることと、一般の方が対象ですので懐かしさが感じられる程度の軽い内容となっています。最新の検証情報と共に少しばかり深情報をお届けします。

ガイガンの完成品です。大きめな画像でどうぞ。
画像は復刻版ではなく初版の物です。

本文で触れている、当初の企画ではリモコン電動だったのではないか?との疑問が湧く、初期ロットの組立書の図です。
上右図のように、リモコン電動のゴジラやジラースには怪獣右脇にリモコンが描かれています。初期ロットのガイガン図は、不自然にガイガンが左に寄り、リモコンが急遽、消されたようになっています。 この後すぐに、ガイガンは枠の中央に変更されています。

今回、後期発売の若干デザイン変更された1000円版の発売年を1974年(昭和49年)と断定しました。この1000円版の発売年に関しては、過去の関連書籍を見てもあやふやな物が多く、定まっていませんでした。
発売年の特定は、ST番号から行っています。初期箱のST番号が1357034で、それを読み解くと昭和47年発売。後期箱のST番号は使い回しではなく、1359049となっていたので、そこから昭和49年とわかり、ゴジラ対メカゴジラの公開年でもあるので、そのタイミングで再発売された物と断定しました。


誌面では紹介できなかったバンダイの復刻版のパッケージです。
2001年発売で当時価格は8000円。Tシャツ付です。Tシャツは6種類からランダムに1枚入っています。パッケージは単色ですが、この中に畳まれたTシャツと、ほぼ見た目が同じの後期箱のガイガン(上右図)が入っています。そのような2重パッケージになっていました。
噂では、バンダイに保管されていた金型が破棄されるとのことで、その前に復刻されたと言われています。破棄が本当ならば、現在流通されている分で在庫終了です。
専門店やネットでの復刻版流通個体は、単色の外箱やTシャツを外したものが多い感じを受けます。


復刻版と74年後期箱とのパッケージ比較です。
分かりやすい所では、74年版には正面左下にSTマークが入っています。

側面が確認できれば、74年版には「1000円」という表示もあります。
復刻版のパッケージは非常に良く74年版を再現していますが、2つ並べると、フォントなどの種類が違うことがわかります。復刻版のパッケージは、当時の物を複写修整した物ではなく、新規に起こした物ということがわかります。


完成品での比較点です。復刻版は下図のようにゼンマイ軸が飛び出ています。
これは、先に復刻したゼンマイ版ゴジラのゼンマイボックスを使い回しているためです。ゴジラとガイガンは、完成品横幅が違うため、74年発売当時は、ゼンマイ軸の長さをそれぞれ変え、ブルマァクはゼンマイボックスを2種類用意していました。復刻版では、その再現は省略され、横幅太のゴジラに合わせた1種類のみを同封しているため、ガイガンではこのようにゼンマイ軸が飛び出る結果となっています。


誌面で紹介できなかったオーロラのギドラ復刻版のパッケージです。
パッケージにオーロラの文字がありますが、発売はポーラライツ社。ラドンと共に2000年に復刻。

オーロラのキングギドラのパーツ。
成形色は2色。濃いオレンジ色パーツは、もう少し薄い成形色も確認されています。

誌面では小さい画像紹介だったので、大きい画像を紹介。
小物類のこだわりがわかります。
誌面で紹介したキングギドラの完成品は、ポーラライツ製の復刻版です。

オーロラのムービーモンスターシリーズ。
全8種類でした。

絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。 


現在、タイムボックスでは、オーロラの「キングギドラ」、ブルマァク復刻第3弾の「キングギドラ(ゼンマイ)」M-1号制作の完成品、ゴジラ関係絶版プラモデル多数在庫中です!
また、他70年代80年代のキャラクタープラモデルも多数在庫中です!!

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2019年5月10日金曜日

絶版プラモデル紹介本「HJメカニクス」

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第153回)
 
今回は、現在3冊が発売中のホビージャパンMOOK「HJメカニクス」を紹介いたします。
表紙からは気がつきませんが、「なつかい模型ハンター」なる1980年前後を中心としたキャラクターキットを紹介した記事が掲載されています。資料性も高く、収集リスト参照には最適な物となっています。
 
 
●HJメカニクス01(2018年5月18日発行・1500円+税) 
バンダイのメカコレクション全58種が、パッケージと共に紹介されています。第1弾の「ダイデンジン」に始まり、第4弾の「1/144 ガンダム」、そして第58弾の「光速電神アルベガス」まで。リアルタイム世代には嬉しいプチ情報も全種に紹介されています。
 
 
●HJメカニクス02(2018年10月26日発行・1500円+税)
バンダイの間接可動チャレンジキット、「ジョイントモデル」シリーズが特集されています。
前身のモデルボーグシリーズに始まり、ジョイントシリーズの初版から再販までを紹介。欲を言えば、ここまでやるならばDXモデルやジョイントパズルも全種紹介されなかったのが残念な所。過去の絶版キット紹介書籍では軽くスルーされがちなジャンルだっただけに、資料性も高く、もちろんオールカラー紹介で貴重な特集となっています。
 
02号では「ジョイントモデル」シリーズ紹介の他に、マジンガー特集も掲載。「マジンガーZ(モーター)」「ホバーパイルダー」「マジンガーZ(ゼンマイ)」「グレートマジンガー(モーター)」「ブレーンコンドル」「リトル グレートマジンガー」の完成品が紹介されています。
「マジンガーZ(モーター)」に関しては、初期ロットの紺色成形色の未組立も掲載されていますので必見です。
ただ、誌面ではモーター版の「マジンガーZ」発売時期を1973年5月1日と紹介していますが、箱絵を担当した小松崎茂氏へのイラスト依頼がは72年12月だったという記録があるので、1月には仕上がっていたと思われ、その流れで行くと発売が5月では遅すぎる感じもしますで、50年史データベースで紹介されている3月発売だったという説の方が正解のように感じています。5月1日説の引用元を知りたいところです。
 
 
●HJメカニクス03(2019年4月19日発行・1500円+税)
バンダイの「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ特集です。ゼンマイ版などの初版発売時期からの紹介ではなく、ブームの絶頂期の「さらば 宇宙戦艦ヤマト」公開時期に発売されたプラモデルシリーズに絞った紹介となっています。もちろん野村トーイ版の宇宙戦艦ヤマトシリーズも紹介されているのも嬉しいところです。
 
 
因みに、「宇宙戦艦ヤマト」のプラモデルに関しては、以前紹介した「宇宙戦艦ヤマト モデリングガイド」が現在最強資料となっています。
「宇宙戦艦ヤマト モデリングガイド」(メディアワークス 2007年4月15日発行・2500円+税)
 
 
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。 

 

現在、タイムボックスでは、今回HJメカニクスで紹介されている絶版プラモデル多数在庫中です!
また、他70年代80年代のキャラクタープラモデルも多数在庫中です!!
 

コレクションを買うも売るも、ぜひ、プラモデルに強いタイムボックスにお任せください。
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