~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第153回)
今回は、現在3冊が発売中のホビージャパンMOOK「HJメカニクス」を紹介いたします。
表紙からは気がつきませんが、「なつかい模型ハンター」なる1980年前後を中心としたキャラクターキットを紹介した記事が掲載されています。資料性も高く、収集リスト参照には最適な物となっています。 ●HJメカニクス01(2018年5月18日発行・1500円+税) バンダイのメカコレクション全58種が、パッケージと共に紹介されています。第1弾の「ダイデンジン」に始まり、第4弾の「1/144 ガンダム」、そして第58弾の「光速電神アルベガス」まで。リアルタイム世代には嬉しいプチ情報も全種に紹介されています。
●HJメカニクス02(2018年10月26日発行・1500円+税) バンダイの間接可動チャレンジキット、「ジョイントモデル」シリーズが特集されています。
前身のモデルボーグシリーズに始まり、ジョイントシリーズの初版から再販までを紹介。欲を言えば、ここまでやるならばDXモデルやジョイントパズルも全種紹介されなかったのが残念な所。過去の絶版キット紹介書籍では軽くスルーされがちなジャンルだっただけに、資料性も高く、もちろんオールカラー紹介で貴重な特集となっています。
「マジンガーZ(モーター)」に関しては、初期ロットの紺色成形色の未組立も掲載されていますので必見です。
ただ、誌面ではモーター版の「マジンガーZ」発売時期を1973年5月1日と紹介していますが、箱絵を担当した小松崎茂氏へのイラスト依頼がは72年12月だったという記録があるので、1月には仕上がっていたと思われ、その流れで行くと発売が5月では遅すぎる感じもしますで、50年史データベースで紹介されている3月発売だったという説の方が正解のように感じています。5月1日説の引用元を知りたいところです。
●HJメカニクス03(2019年4月19日発行・1500円+税) バンダイの「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ特集です。ゼンマイ版などの初版発売時期からの紹介ではなく、ブームの絶頂期の「さらば 宇宙戦艦ヤマト」公開時期に発売されたプラモデルシリーズに絞った紹介となっています。もちろん野村トーイ版の宇宙戦艦ヤマトシリーズも紹介されているのも嬉しいところです。
因みに、「宇宙戦艦ヤマト」のプラモデルに関しては、以前紹介した「宇宙戦艦ヤマト モデリングガイド」が現在最強資料となっています。 「宇宙戦艦ヤマト モデリングガイド」(メディアワークス 2007年4月15日発行・2500円+税)
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
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