2023年6月29日木曜日

緑商会「チビコロ ロボットシリーズ」「けんせつシリーズ組み換え遊び」

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第252回)

前回に引き続き緑商会のチビコロシリーズを紹介いたします。
今回は、チビコロシリーズ第3弾、チビコロロボットです。
シリーズは全4種で、特徴はけんせつシリーズにもついていた、「コロコロ目玉」が付いていることと、転生前の動力がモーターだったものはゼンマイに改変されていることです。成形色はけんせつシリーズと同じようにプラ枠入れ替えによるものなので、2色2パターンの組み合わせが存在します。


●GO GO! ガイガーマン
チビコロロボットシリーズ No.1。1976年8月発売で当時価格は300円。品番はKSN-R-300-1。箱サイズは14×23.5×4センチ。デカールは無し。ST表示も無し。
1969年発売のスターキングロボの転生ロボ。 ゼンマイ動力はそのまま引き継がれているので、ゼンマイネジで回すタイプです。
箱側面にはチビコロ他シリーズの紹介が載っています。


●GO GO! ガッツマン
チビコロロボットシリーズ No.2。1976年8月発売で当時価格は300円。品番はKSN-R-300-2。箱サイズは14×23.5×4センチ。デカールは無し。ST表示も無し。
1969年発売のファイアーマンの転生ロボ。ゼンマイ動力はそのまま引き継がれているので、ゼンマイネジで回すタイプです。


●アニマルボーイ ●スーパーボーイ
チビコロロボットシリーズ No.3、 No.4。1976年8月発売で当時価格は200円。箱サイズは同じで、約19.5×12×3.8センチ。デカールや目玉は無し。ST表示も無し。ゼンマイは後ろに引いて手を離すと走る「バックアップ方式」。 タイヤは出荷時にゼンマイに装着されています。
「アニマルボーイ」は1965年発売の「スチール ジャイアント」の転生ロボ。品番はKSN-R-200-3。
「スーパーボーイ」は1965年発売の「ミサイルロボット」の転生ロボ。品番はKSN-R-300-4。


過去記事「緑商会ロボットシリーズの再販 その2」では再販ロボとして詳しく紹介していますので、そちらも参考にして下さい。
こちら



~けんせつシリーズのパーツ組み換え紹介~
前回記事で取り上げられなかった、けんせつシリーズのパーツ組み換え紹介です。

けんせつシリーズはパーツ組み換え遊びを売りにしています。

同封チラシにも「いろんなかたちができます きみも作ってみよう」とあります。

実際に、チラシと同じように組み換えてみました。
チラシは基本形4種+バリエーション例8パターンの計12パターン紹介のみですが、
腕は左右で1つと考えると、「本体」「顔」「腕」「フロント」の4パーツとなりますので、全4種を集めたとき、その組み合わせは遊びは256パターンにもなります。
いつの日か、256パターン達成者さんがでることを願ってます。



絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
 
 
みくに文具 上田大)
 

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