2022年7月29日金曜日

「少年忍者部隊 月光」のプラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第230回)

今回は「月光」のプラモデル紹介です。「月光」は1964年に緑商会と今井科学から発売されています。


●緑商会 「少年忍者部隊 月光」
当時の告知チラシでは1964年8月下旬発売予定となっていますが、9月発売と紹介されている場合が多いです。

緑商会版の副題は「少年忍者部隊」なので、漫画版のようです。今井科学の方は副題が「忍者部隊」ですので実写のTVドラマの方となっています。


箱はデザイン違いで2種確認されています。左下の「電池・モーター表示ロゴ」違いです。
「月光」前後に発売されている「歩く漫画シリーズ」や「ロボットシリーズ」の箱デザインから推測して、画像下の3色の方が先発売の初版と思われます。
箱サイズは26×17×4.7センチで定価は300円。上で紹介した発売時期によるデザイン違いでも、丸ロゴ以外のデザイン変更はありません。


同封のリモコンは4色確認されています。

※上画像で、緑色と黄色は画像加工で再現しています。

初期デザインの3色丸ロゴでは、「緑色・赤色・黄色」の3色を確認。 後期デザインの2色丸ロゴでは「茶色」の1色のみ。 2色丸ロゴは確認できた未組3個体全て「茶色」のみでしたので、茶色のみで確定のような気がします。

補足情報としては、同型のリモコンを使用している「鉄腕ボーイ」のリモコンは「緑色・黄色・赤色」。「サムソン」は「茶色・赤色」が確認できています。
月光の数十倍はお高い超絶版プラモ達なので、リモコン欠品個体があった場合は、月光からリモコンが移植された可能性はあるので、ご参考までに。

月光の完成品です。

画像提供:模型探偵団

手を振り足を交互に出して歩きます。


●今井科学 「忍者部隊 月光」

マスコットシリーズNo.15。品番はKIT No.425。箱サイズは12×8.5×2センチで
当時50円。

今井科学キャラクタープラモ全集(学研)では、1964年10月発売と紹介されています。

完成品画像は1965年秋版今井科学のカタログから。台座が手裏剣になっているのがわかります。台座裏にフェライト磁石が付いています。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。


みくに文具 上田大)



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