2021年5月30日日曜日

「密林の王者 ターザン」のプラモデル

 ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第202回)

今回は「密林の王者 ターザン」のプラモデル紹介です。

1967年からTVドラマとして放送されていた「ターザン」は、国内ではマルサンからソフビ人形や電動ブリキTOYが発売され、当然のようにプラモデルも発売されました。同時期発売のミッキーマウスのような電動物ではなく、オーロラタイプのディスプレイモデルでした。
当然、本国ではオーロラがキット化しています。



~マルザン(マルサン商店)版~
マルサンがマルザンへと社名後の商品です。
ターザンシリーズは「密林の王者 ターザン一家」「密林の王者 ターザンいかだで行く」2種類発売されました。

1968年マルザンの商品カタログには「いかだ」、「ぞう」と紹介されています。
※1968年マルザンカタログより

●「密林の王者 ターザン いかだで行く」
1967年9月発売。品番は「752:200」で当時200円。箱サイズは26.8×18.8×5.3センチ。
ターザン一家よりも絶対的に現存数が少ないです。

●「密林の王者 ターザン一家」
1967年9月発売。品番は「753:250」で当時250円。箱サイズは26.8×18.8×5.3センチ
1983年の年末あたりに問屋?から、ある程度の数が発掘され、それが現在でも流通しています。なので、市場に出るものはほぼ超美品。
※箱デザインなどから、ターザン一家の方が、少し後発売のような気はします。


2種の箱中
白色の成型色が印象的です。箱サイズは2種とも同じですが、デザインに統一感はありません。


「ターザン いかだで行く」の組立書。イラストのデッサン力はなかなかの物。

丸太の造形は非常にリアル


ターザン一家の完成品
ターザンの全高で約16.5センチ。この完成品は黄金色に塗られています。


~オーロラ版~

※「CLASSIC PLASTIC MODEL KITS(1996年発行 cb)」より

●オーロラ(初版)
「TARZAN」ライオンを仕留めて雄叫びを上げているシーンを造形。
1/11スケール。「CLASSIC PLASTIC MODEL KITS」では1967年発売と紹介されていますが、2007年発行の「Aurora Model Kits」では1968年~と紹介されているので、マルザンのターザンが世界最速のターザンプラモの可能性がありそうです。



●オーロラ(再版)
1974年、Comic Scenesシリーズとしてスパイダーマン、スーパーマン、バットマンなどのコミックヒーローと一緒に再版された物。
箱は大きなキャラメル箱タイプで18×26.8×8.6センチ。
漫画が一緒になった組立書が特徴。

漫画が一緒になっている組立書。
組立図にあるように背景に使えるぺージは、漫画内に用意されています。



1968年当時だと、国内ではワニなどの動物系プラモデルも多く見られましたし、海外でも動物系のプラモデルは多く作られ、再版物は入手しやすいです。それらと一緒に飾ったり、遊んだりするとコレクションも楽しいかもしれません。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。



みくに文具 上田大)


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