2020年9月18日金曜日

昭和40年男 「第11回  仮面ライダー」補足情報

  ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第185回)

今回は発売中の「昭和40年男」で連載している、みくに文具のプラモ棚「第11回  バンダイの仮面ライダー」の補足情報です。
昭和40年男の最新号は、全国の書店、コンビニに並んでいると思いますので、ぜひ、お手に取りください。「補足情報」は、お手元の40年男と比較しながらお楽しみ下さい。

まずは、本題に入る前に今号の特集から、「西部警察」のプラモデルを紹介しておきます。
1983年、アオシマから1/24、1/32シリーズで各車両が発売されていました。
上画像は今号の表紙にも使われている「マシンX」です。


「仮面ライダー」補足情報!
まずは紹介した「仮面ライダー」箱表記違い4種の詳細から。
(1)ST表記なし。品番5276-500
(2)ST表記あり。ST番号はT1316。品番5276-500
(3)ST表記あり。ST番号はT1317815。品番5276-500
(4)ST表記あり。ST番号はT1317815。品番8622-500
の4種が現在までに確認されています。 (1)~(4)で発売順となっています。
画像が小さく見えずらいですが、誌面で並べているのは(1)と(2)の側面となっています。

箱違いといえば、「チビッコ名刺」キャンペーンシールが貼られているものもあります。貼られているものは(3)のタイプです。
これも箱違いとみれば、箱表記違いは5種類となります。

本文文字数の都合で触れられませんでしたが、仮面ライダー完成品のディスプレイモデルとしての人気の一つに、マフラーが風になびく表現方法の素晴らしさがあると思います。これは、今井科学から受け継いだ、キャラクタープラモデル的表現です。
※1964年、67年の今井科学カタログより
影丸のマフラーや遊星仮面のマントの表現にみられます。今井科学倒産後、スタッフがバンダイに移籍し、重要なポジションについています。


●新 仮面ライダー
本文にて紹介した後期発売の「スカイターボつき」タイトル版です。誌面画像と比較してください。


スカイライダーのパッケージは、2作家の共作と紹介しましたが、過去にも共作されたパッケージがあります。サンダーバード秘密基地です。なんと小松崎茂氏と髙荷 義之氏の共作物です。

メインビジュアルは小松崎茂氏。右のキャラクターが髙荷 義之氏の作画となっています。
構成デザイン的にも、スカイライダーに通じるものがあります。当時のスカイライダーパッケージデザイン担当は内田嘉正氏だったとのことなので、今井科学出身の内田氏には、リスペクト企画物的な思いがあったのかもしれません。


上田信氏が描いた仮面ライダー
誌面では画像を紹介できませんでしたカルビー仮面ライダースナックのアルバムです。他絵柄もありますが、そちらも担当しています。

他の上田信氏画の有名どころを紹介。中央社のパネルとマルヨシの化粧紙。他ではカンロキャンディーの缶など。


上田信氏が数年前に当時のパネル画風に描いた仮面ライダーです。背景怪人は少し変えたそうです。


バンダイでは、同時期発売の100円の「スカイライダー」や次作の「仮面ライダー スーパー1」のパッケージも上田信氏が描いています。

絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。 
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。



みくに文具 上田大)


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