2020年7月30日木曜日

昭和40年男 「第10回  オバQシリーズ」補足情報

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第182回)

今回は発売中の「昭和40年男」で連載しているプラモ棚「第10回  アオシマのオバQシリーズ」の補足情報です。
全国の書店、コンビニに並んでいると思いますので、ぜひ、お手に取りください。タツノコランド版の集合写真は必見です!

誌面で紹介しきれなかった「補足情報」、お手元の40年男と比較しながらお楽しみ下さい。

●まずは最初に、「ドロンパ」基本情報から。
プラモデル情報ではなかったので削ったのですが、誰かに聞いてもらいたい!「ドロンパ」話です。
ドロンパの胸の一つ星は、出身地テキサス州の州旗、ローンスターから。
ペロンパという妹がいるそうです。
ドロンパの絵描き歌は3番目。Qちゃん、O次郎が、絵描き歌の1番、2番。3番がドロンパ、4番はP子。


●トコトコプラモについて
誌面ではキャラ物トコトコプラモの最初はポパイと紹介しました。
メーカーは東京プラモ。成型色は画像の青色タイプと赤色が確認されています。

キャラ物ではないのですが、前年の1963年に今井科学から、トコトコシリーズは出ています。動物シリーズです。プラモデルとしては、これが国内初かと。発売は50年史データベースでは63年3月と登録されています。
シリーズは「No.1 あるく熊」「No.2 あるく剣竜」「No.3 あるく象」「No.4 あるく恐竜」「No.5 あるく親子象」の5シリーズ。
基本、4脚歩行ですが、シリーズ4にて、2脚歩行の恐竜が登場しています。プラモデルとしてはこの恐竜が2脚トコトコ歩行では初かと。
このシリーズは、1箱2体入りの横長箱でしたが、1体入りの単品発売もされていました。
シリーズ1の「あるく熊」は白と黒の2体入りでした。

●店内非売品ポスター
誌面で紹介している店内ポスターは51×19センチと縦長サイズで大きいです。
「新発売」「全国テレビ放映中」の文字が並んでいます。三輪車シリーズは、まだ掲載されていません。

●ST表記箱と80円箱と300円シール
誌面で紹介したST表記箱と80円表記箱と300円シールの画像です。目立つ感じでST表記がされています。
このキャラメル箱オバQシリーズのコンプリートを目指すとすれば、ドロンパは「初期のピンク塗り50円」「50円箱」「50円箱ST表記」「80円箱ST表記」の4種を集めないといけません。なかなかのハードルです。

●トコトコ歩行の進化
オバQシリーズと最終系のムーミンシリーズの比較画像です。シリーズ内では全て脚は同じ形状となっています。
トコトコ歩行をスムーズにさせるには、足の裏はあまりアールにはしない方がいいみたいです。因みに、O次郎は足の下に足があるように見えてしまいます。

●ゼンマイ歩行シリーズ
ドロンパの右手がゼンマイネジになってる詳細です。


●ゼンマイ歩行シリーズ ピンク色足
誌面で紹介している画像のように、広告では足も体と同様にピンク色に塗ってあるので、もしかしたら初期ロットのドロンパは、足のランナー枠もピンク色に塗装されて出荷されていたんじゃないかと推測しています。物がでてこないと証明できませんが、今のところ完成品ジャンクでも、そんな個体は確認できていません。

●ゼンマイ歩行シリーズのタグ
タグの表は、誌面のように50円シリーズの紹介となっていましたが、裏面は三輪車シリーズの紹介となっています。
さらに、正ちゃんのイラストだけ、駄菓子屋系パチ物風になっています。
発売当初は、このタグは付いていなかった可能性があるので、現在調査中です。

●アオシマニュース
アオシマニュースの記念すべし第1号に、オバQシリーズが紹介されています。
※昭和46年11月1日発行

●ゼンマイシリーズ同梱チラシ
ドロンパに入っていたチラシです。
当時のアオシマ商品が紹介され、時代が感じられます。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。



みくに文具 上田大)


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