2018年11月16日金曜日

緑商会ロボットシリーズの再販 その1

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第141回)
 
今回は、緑商会ロボットシリーズの再販プラモデルを紹介いたします。

今回紹介するのは、「ヨーデル模型(以下「ヨーデル」と略)」に金型が移った2体、1967年に緑商会から発売された、「ワンダーロボ」「タイガーロボ」です。
「ワンダーロボ」は「スーパーストロングロボ」として、また「タイガーロボ」は「ヤングタイガーロボ」として1974年に改名再発売されました。ヨーデルから再発売された緑商会ロボットはこの2体のみとなります。
  

~ヨーデル~

●「ヤングタイガーロボ」
 1974年11月発売で当時価格は600円。
●「スーパーストロングロボ」
 1974年11月発売で当時価格は600円。

2種共に緑商会時とパッケージ画は違いますが、モーター動力は健在で、金型に修正は入らず、緑商会当時と同じ物となっています。箱サイズは2種同じで、約25.5×17×4.5センチ。ST表示は無し
 
 
~緑商会~

●「タイガーロボ」
 1967年11月発売で当時価格は250円。全高約15センチ。品番は「KIT.NO.250-012」
●「ワンダーロボ」
 1967年11月発売で当時価格は250円。全高約14センチ。品番は「KIT.NO.250-011」
 
箱サイズは2種同じで、約25.8×17.2×4.5センチ。それぞれに内部メカが紹介されているカラーカードがついています。発売期間は長いようで、側面にST表示シールの貼られているものが2種共に確認されています。
箱絵のワンダーロボには、鼻のようなレーザー砲が描かれていますが、実際のプラモデルはレーザー砲では無く、丸い鼻のようなパーツに変更されています。このイラストイメージは再販のスーパーストロングロボにも継承されてしまっています。



それでは、初版再販の比較画像を紹介します。
 
●組立書は商品名以外は同じ内容になっていますが、商品名(ロボット名)がデカールに反映されているので、組立書図のデカール表記は改名されています。


 
●箱中と成形色の違いです。
「タイガーロボ」と「ヤングタイガーロボ」
ラメ入り成形色は、ほぼ同色です。
 
「ワンダーロボ」と「スーパーストロングロボ」
上画像のワンダーロボラメ入り成形色は青味が強いですが、タイガーロボに近い色の成形色も確認されています。スーパーストロングロボは上画像の通りシルバー成形色のみ。


ヨーデルと言えば、マルサン100円マスコットシリーズの「ゴメス」「ペギラ」「ラゴン」の3種を、それぞれ「アマゴン」「ガバゴン」「ゲロニア」として市場に再登場させていることで有名です。今回のロボット2種も、金型修正もなくモーター動力そのままで、緑商会名作ロボット2種が手に入りますので、ぜひヨーデル版もチェックしてみて下さい。


~補足~
ヨーデル後、さらに童友社から「ヤングタイガーロボ」は「デルマック」、「スーパーストロングロボ」は「メカロック」として再登場しています。



絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
 

みくに文具 上田大)
 


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