2014年8月9日土曜日

ゴジラのプラモデル オーロラ編

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第39回)

前回からの続きで、映画公開に合わせ、ゴジラのプラモデル「オーロラ編」を紹介します。

オーロラで発売されたゴジラシリーズは全5種。
●GODZILLA(1964-68)
●GODZILLA'S GO CART(1965-67)
●GLOWS IN THE DARK GODZILLA(1970-75)
●RODAN(1975-77)
●GHIDRAH(1975-77)

発売年順で紹介します。


●オーロラのゴジラは、マルサン電動ゴジラよりも数か月前に発売されました。世界最初のゴジラプラモデルです。
1964年発売で箱サイズは約33×18×5.5センチ。
成形色は何故か赤紫色。オーロラ製品にはよく、本国版とカナダ版の2パターンがありますが、このGODZILLAにも成形色と記述違いのカナダ版が確認されています。2000年にポーラライツから突然、パッと見同じのパッケージで再発売されました。オーロラロゴもそのままなので、良く当時物と勘違いされている場合が多いです。違いは、タイトルロゴのフォントが違うことと、側面を見れば再販にはバーコードが印刷されていますので、購入の際には確認を。


●アメリカ国内でも激レアな「GODZILLA'S GO CART」
こちらも、ポーラライツから再版されています。 再販はパッケージ画こそ同じですが、タイトルはGODZILLA'Sの文字が消えて「THE GO CART」のみとなっています。


夜光パーツが採用された「GLOWS IN THE DARK GODZILLA」 中身は1964年発売と同じ金型。
1970年発売。成形色は少しラメが入った青緑色で箱サイズは約26×26×8.5センチ。夜光パーツの頭や背びれなどは重複でパーツが同封しているので、夜光パーツを選ばなくても完成させられる。若干表記文字の違うカナダ仕様もあり。この夜光ゴジラは1978年にモノグラムから完成品写真箱で再販された。1984年11月頃、新作ゴジラ映画に合わせて、日本向けに限定再生産された。現在でも比較的安値で入手可能なのはそのため。モノグラム版の成形色は夜光パーツ以外は黄緑色。


●1975年発売の「RODAN」
成形色はラドン本体がこげ茶色でベースや町並みはクリーム色なので、そのまま組んでも作例のようなラドンになる。足元のデパートには「お買物なら」と日本語のモールドまで彫ってある傑作キット。完成したディオラマにはカチンコ型のネームプレートも付く。箱サイズは約30×20×7.5センチ


●1975年発売の「GHIDRAH」
成形色は黄金色に見えなくもない濃黄色。ラドン同様、このキングギドラも非常に躍動感ある仕上がりになっている。完成したディオラマにはカチンコ型のネームプレートも付く。箱サイズは約30×20×7.5センチ。


オーロラキットの凄いところは、横転した車や戦闘機、倒された電柱や町並みなどが高クオリティでディオラマ化され、巨大な怪獣が大都市に飛来した映画のワンシーンが見事に再現されるところ。このキットシリーズこそ、再販を作り、アメリカンデザインのオリジナル箱と一緒に観賞してもらいたい!!


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
みくに文具 上田大)


現在、タイムボックスではオーロラ「キングギドラ」、モノグラム「ゴジラ」在庫中です。お気軽にお問い合わせ下さい。さらに、怪獣プラモデルの在庫が不足しています!買取強化中です!!箱だけや組済その他キャラクタープラモデルもバンバン買取中です。

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