2024年2月21日水曜日

ゴレンジャーのプラモデル その1

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第267回)

今回は「秘密戦隊ゴレンジャー」のプラモデル紹介です。
大ヒット人気番組ということもあり、バンダイから多数のプラモデルが発売されていました。4点パックをバラして4点と数えると、その数は25種類! 

価格帯や発売順、ジャンル順など、どの順番で紹介すれば分かりやすいかと考えていたのですが、なかなか決められず、品番順で紹介して、その後に画像ありで紹介していきます。
この時期のバンダイは、まだ「マスコミシリーズ」ナンバーが振られているものもあるのですが、ゴレンジャー第一期シリーズ発売分でナンバリングも終了となります。
※時代がわかるように途中の品番商品も紹介してあります。

上の品番順を踏まえて、各ゴレンジャーシリーズをお楽しみ下さい。

●「秘密戦隊ゴレンジャー(8582)」
1975年8月発売で当時400円。箱サイズは18×25.5×4センチ。ゴレンジャー5人のセット+飾り台入りの商品。ゴレンジャーは他プラモに入っていたり、キャラメル箱や台紙売りと同じ物。飾り台は、その後「忍者キャプターセット」に引き継がれています。

●「レッドマシーン(8583)」
1975年5月発売で当時500円。箱サイズは19×27×4.6センチ。ゼンマイボックスは取り外し可能で走行します。ゼンマイハンドルはプラ製アカレンジャー、キレンジャー、モモレンジャー入り。モモレンジャーのみ袋入りではなく裸で入っています。

●「ブルーマシーン(8584)」
1975年8月発売で当時500円。箱サイズは19×27×4.6センチ。ゼンマイボックスは取り外し可能で走行します。ゼンマイハンドルはプラ製アオレンジャー入り。

●「グリーンマシーン(8585)」
1975年8月発売で当時500円。箱サイズは19×27×4.6センチ。ゼンマイボックスは取り外し可能で走行します。ゼンマイハンドルはプラ製ミドレンジャー入り。

レッドマシーン、ブルーマシーン、グリーンマシーンのバイク部分は全て同一金型。バイクフロントカバー部分のみ、不必要なパーツはランナー枠から切り離し、それぞれに対応させています。
ブルーマシン、グリーンマシーンのサイドカー部分も成形色を変えただけで内容物は同一金型。左右の取り付け位置違いとデカールシール違いのみ。


●「ミニ バリブルーン(8589)」
1975年発売で当時200円。箱サイズは13.5×20.5×3センチ。ゼンマイ走行でゼンマイハンドルはプラ製アカレンジャー付き。

●「バリブルーン(8581)」
1975年5月発売で当時600円。箱サイズは19×27×5.2センチ。ゼンマイボックスは取り外し式で走行。口が開き、アームを出すことができます。アームや操縦席は取り外してゼンマイボックスにも取り付けて走らせて遊ぶことができます。ゼンマイハンドルは金属製。キャノピーは透明パーツなので細かく操縦室が再現され、操縦席のゴレンジャー達も見えます。
パッケージ画の操縦席には、当時のテレビランドなどの巻頭グラビアで紹介されたものと同じ配置でゴレンジャー達が配置されていますが、プラモデルはミドレンジャーの座席にキレンジャーが乗っています。

●「バリブルーン秘密基地(8587)」
1975年11月15日発売で当時1000円。箱サイズは21×30.5×8センチ。構成は「ミニバリブルーン」に秘密基地をプラスしたもの。秘密基地は1972年発売のウルトラホーク3号秘密基地の金型再利用。アカレンジャー付。

紹介数が多いので、次回に続きます。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
 
 
みくに文具 上田大)
 


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