2021年7月12日月曜日

昭和40年男 「第16回  緑商会 メカニカルフィッシュ」補足情報

    ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第205回)

今回は発売中の「昭和40年男」で連載している、みくに文具のプラモ棚「第16回 緑商会のメカニカルフィッシュ」の補足情報です。

昭和40年男の最新号は、全国の書店、コンビニに並んでいると思います。
ぜひお手元の40年男と比較しながら、補足情報をお楽しみ下さい。


※今回の記事で、74年からリニューアルしたブラシ画版を「再版」と呼んでいましたが、「二版」とした方が正しいかもしれません。修正して二版として紹介します。昭和40年男の誌面では、右下の画像説明で「スティングレー」(再版・大)→「スティングレー」(二版・大)としてください。


●まずは、誌面ではさらっと紹介していた「スティングレー」のサイズ違いを初版箱で紹介。この4種となります。
「ビッグ」が一番後発の発売で、ST表記の無いものは確認されていません。ビッグを除く3種はST表記の「有る」「無し」が確認されています。当然、表記なしが先発売です。

メカニカルフィッシュにも、ST表記版があります。誌面で紹介しているのは初期発売分のST表記無し版です。


●74年から箱絵がブラシ画に変わった二版の「ビッグサイズ」と「中サイズ」です。
他サイズは誌面で紹介しています。



●文中で紹介したゴム巻き指示です。鼻先にゴム巻きのハンドルがありました。黄色矢印の部分です。


軟質素材パーツの一部。



●当時の雑誌広告です。この時期、緑商会の水物メカは黄金時代でした。紹介したタイガーフィッシュも載っています。
緑商会はキャラクター水物以外にも、戦艦、ボート、潜水艦など数多くの水物プラモデルを発売していました。


●メカニカルフィッシュの組立書です。大きいサイズの方が初期もので、その後、サイズが小さくなり、説明文が追加されています。



●誌面で紹介した、スティングレー(小)の成型色比較です。


●組立書はパッケージ変更後も、そのまま引き継がれているのがわかります。


●同時期発売のシービュー号(小)ですが、ブラシ画となった100円サイズには、組立図が上箱裏に印刷されたタイプと、別紙で入っているタイプの2種があります。
誌面で紹介しているブラシ画の「スティングレイ(小・100円)」にも、同じようにこの2種が確認されています。


●誌面では「スティングレイ(再版・大)」の当時価格を500円と紹介していますが、品番に「300」とある個体が、少ないですが確認されています。
ブラシ画に変更になったタイミングで、値上げされたというのが一般的な考えですが、この「300」表記個体がある以上、初期には300円で売られていた可能性があります。「再版・大」は、この「300」が「500」の個体がほとんどです。
※誌面の「再版・大」→「二版・大」と修正します。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。



みくに文具 上田大)



現在、タイムボックスでは今回紹介した緑商会の水物プラモデル多数在庫中です。ネット公開していない在庫もありますので、気軽にお問い合わせください。

完成品、箱だけ、組立書だけ、ジャンクなどのプラモデル、バンバン高額買取中です!! 他特撮、アニメ&ロボットプラモデルなどもさらに買取強化中です!!
コレクションを買うも売るも、ぜひ、プラモデルに強いタイムボックスにお任せください。
買取・査定・その他のお問い合わせ 03-5706-4039 まで




0 件のコメント:

コメントを投稿