2019年10月16日水曜日

大滝の「魔神 バンダー」

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第163回)

今回の絶版プラモデル情報局は、超激レア「魔神 バンダー」を紹介します。


1999年、フィギュア王(No.19)から始まった血祭氏の絶版プラモデル連載記事「漢のプラモ道」第一回に突然の告知がありました。 当時、謎のプラモデルと言われていた「魔神 バンダー」の買取り広告です。
その後、完成品ジャンクは、数体発見されていたのですが、約20年間、未組の存在は聞いてはいましたが、公の場で大滝(オオタキ)「魔神 バンダー」は公開されたことはありませんでした




それほどの「謎」とされていた未組個体が今回「公開」されたので、絶版プラモデル情報局でも紹介したいと思います。閉めたお店の倉庫奥からでてきたとのことで、非常に状態の良いものでした。 絶版プラモデルあるあるで、「超激レアな物ほど発見されると美品状態である」というのがありますが、まさに今回もその通りになっています。

1967年3月発売。箱のサイズは20×20×5センチ
当時、冒険王の広告に使用されていた写真と同じものがパッケージになっています。
パッケージに戦車が描かれていますが、付いてはいません。

側面は4面共に同じデザイン。 当時価格は150円。完成品の全高は15.5センチ。

確認されていた完成品ジャンクには、デカールが残っていなかったので、今回の公開でデカール付きというのが確認されました。

右腕が欠品の完成品が多かったのですが、組立書を見ると、やはり右腕は「糸」による数珠繋ぎだったと確認できます。
完成品にはミサイル欠品の物が多いのですが、「手に接着する」だけの指示なので、取れやすかったようです。

今回、やっと未組立が公開された「魔神 バンダー」ですが、当時の広告には「新発売・ゼンマイ使用」と告知されていましたので、「ゼンマイ動力版があるのでは?」「モーター動力版があるとのうわさを聞いた」など、まだまだ謎が残っています。発売後の広告では「マスコット 魔神バンダー」とうたわれている物もあるので、「マスコット」とは違う物が、やはりあるのではと疑ってしまいます。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。

※資料提供:たいむましん

みくに文具 上田大)



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