2019年2月17日日曜日

ナカムラ「黄金ドクロ」のプラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第147回)

今回は中村産業(ナカムラ)の黄金ドクロを紹介いたします。


初版発売は1967年6月で200円。その後、パッケージ画を変えて、見慣れた黄金ドクロとなります。下図は初版から発売順に並んでいます。


箱サイズは皆同じで、約12.5×24×5センチ。下箱の内側に色が入っているのも特徴です。
2版と3版は、パッケージ表面のメーカーロゴに違いがあります


パッケージ正面では、ロゴ違いしか確認できませんが、下図のように側面を比べると、色彩デザインが丸っきり違っているのがわかります。下箱内側色も違います。
英字ロゴの2版は1969年からの発売で当時価格は200円。カタカナロゴの3版は1972年からの発売で当時価格は250円です。英字ロゴの2版にはST表記の「無し」「有り」バージョンもあります。

組立書は初版のみドクロの写真が載っています。


2版と3版はロゴ部分にパッケージと同じ変更があります。
タカラの変身サイボーグから広まった、スケルトンブーム時の商品の「メカドクロ」です。
組立書は新規となり、商品にはゴム蛇が付きます。
1975年の発売で当時価格は350円。透明パーツということで、内部のメカ部分が追加された新規パーツとなります。紫色のクリアパーツは、変身サイボーグの敵のキングワルダーを、また、おまけのゴム蛇は、マルイの歩く妖怪シリーズを参考にしたのかもしれません。
なぜか組立書商品名に、「メカ」の文字はありません

発売時期は未特定ですが、ナカムラのプラモデル撤退後の発売となります。
イワホリの「黄金ドクロ」と「メカドクロ」です。
この2種は、成形色違いだけで、箱中の物は同じ物です。組立書も2種共に同じ物が入っています。メカドクロの方はスケルトンパーツにはなっていないようです。


黄金ドクロはそもそも、ナカムラが前年に発売した「マジックドクロ」が元となっています。このマジックドクロは蛇のおまけ付きで、成形色は白色(夜光?)でした。
パッケージや組立書は、黄金ドクロ初版と同じデザインで商品名のみが違っています。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。



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