2017年11月20日月曜日

有井の「1/1 昆虫シリーズ」プラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第117回)
 
今回は有井製作所(アリイ)の「1/1 昆虫シリーズ」を紹介いたします。
有井の昆虫シリーズは長期に渡り発売され、現在3版まで確認されています。
 
 
●初版
有井のカタログ初登場が1974年版で当時価格は300円となっているところを見ると、初版は74年頃発売と思われます。
 
箱サイズは各小箱で約90×170×25センチ。キャラメル箱仕様。商品番号は4種共にKIT NO.80。80ということで、単品価格は80円。シリーズナンバーは、1)カブト虫、2)クマゼミ、3)ノコギリクワガタ虫、4)オニヤンマ。
 
下画像のように、「KIT NO.50」表記の個体も確認されているので、初期発売分はセット200円、単品50円だった思われます。
 
 
 
●2版
1982年頃発売と思われます。 箱サイズは初版よりも小さく、約105×150×30センチ。初版と同じキャラメル箱仕様。4点シュリンクパックで当時300円。商品番号は4種共にKIT NO.80。80ということで、単品価格は80円。2版から、「ノコギリクワガタ虫」は「クワガタ虫」に変更されています。
2版箱にはシリーズナンバーは振られていませんが、側面の商品紹介の並び順から、1)カブト虫、2)クマゼミ、3)クワガタ虫、4)オニヤンマのまま変更なしと思われます。
 実は、初版と2版では金型が違います。詳しくは後ほど。
 
 
●3版
有井のカタログ1983年版に、3版のパッケージが初めて掲載されているので、発売は83年頃と思われます。上下箱で当時価格は100円。箱サイズは約100×171×30センチ。シリーズナンバーは、初版とは異なり、1)カブト虫、2)クワガタ虫、3)オニヤンマ、4)クマゼミに変更。
袋中に昆虫ミニカードが入る。組立図は別紙の「昆虫のもの知りメモ」の裏側に掲載。
 
 
 
それでは、分かり易く各版違いを紹介。
各版箱のサイズ&デザイン違いです。
各版を並べると、2版箱の横幅が短いのがわかると思います。
 
実は、4種共、2版から金型が変更になり、下図のようにランナー枠も横幅が短くなっています。(上から初版、2版、3版)
造形は同じですが、何らかの理由により、有井は2版時期に新規金型を製作したようです。
2版はランナー枠が小さくなったと言うことで、箱サイズも小さくなっています。
3版は袋に昆虫カードが入ります。画像に写っているのは昆虫カードの裏側です。
また、図のようにクマゼミのみ、羽色が初版と2版で変わります。オニヤンマは初版と2版は同色ですが、羽脈の描き方が若干変わっています。
 
 
有井のロングランヒット商品の「ミステリーバンク」が、サンキットというメーカーの金型再利用商品だったことは、以前紹介しましたが、実は、この昆虫シリーズも他メーカーの金型再利用商品でした。
元は宮内製作所の「精密昆虫シリーズ」です。1969年から発売されていたと言う記録がある商品で、下画像は単品発売をセット売りにした1971年の商品です。当時価格は300円。
クマゼミやオニヤンマの羽は、透明素材ではなく、紙印刷になっているようです。
宮内製作所は、ゴジラのパチ物怪獣、「コジラ」のプラモデルを発売したメーカーとして有名です。
宮内製作所の活動停止後、金型を有井が引き取り、「昆虫シリーズ」の復活となったようです。

絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
 
 
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