2016年3月11日金曜日

今井科学の「秘密トレーラー」初期&後期箱

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第77回)
 
 
今回は、今井科学の「秘密トレーラー」、初期箱と後期箱を紹介します。
 
サンダーバードの後番組、キャプテンスカーレットで活躍した「秘密トレーラー」。
プラモデルもサンダーバードを大ヒットさせた今井科学から発売されました。
 
 
1968年7月発売で当時500円。モーター走行の大型キット。コンテナはボタン一つで開き、車内ボタンにより、格納されている追跡戦闘車(ゼンマイ走行)を発車させることができます。ゼンマイ走行のミニ強力装甲車やパトロール車、どれでも1台収納させることができました。
左が初期箱、右が後期箱です。
初期箱はサンダーバードからの続投、小松崎茂氏画。後期箱は梶田達二氏画。キャプテン・スカーレットの人物画は、高荷義之氏です。
 
 
●初期箱
箱サイズは約23.5×34×6センチ。
1968年7月発売で当時500円。KIT NO.1122。RE-14モーターによる電動走行。ゼンマイ走行のミニ追跡戦闘車付。付属の追跡戦闘車は単品売りのミニ追跡戦闘車とは若干違い、中央のタイヤはゴムタイヤからプラ製に変更になっています。
 
 
 
●後期箱
箱サイズは初期箱と同じで約23.5×34×6センチ。
後期箱へは10月頃に変更されたとの記録がある。定価は変更なく500円。KIT NO.1122。
 
 
 
次は、初期箱と後期箱の箱絵以外の違いを紹介。
組立書は、両者同じ。後期箱も、初期箱の物をそのまま使用。
箱中は、台紙に色の違いがあり、初期箱には、左側に蓋があります。
初版箱のコンテナ側面の銀色パーツは、ビニール袋入り。
上画像の初期箱の車体下の赤色パーツは、左箱に収納されているが、場所は後期箱と同じ、右中央だったと思われます。
 
 
 
後期箱版では、各パーツにモールドが追加されているため、
組済みからでも、初期箱と後期箱の区別ができます。
車体裏にリアルで細かいモールドが追加されました。
 
 
フロントガラス上のコンテナ部分に、側面と同じ凸モールドの追加。
コンテナ内部床に、ミニ追跡戦闘車のための「滑り止め溝」の追加。
 
 
「滑り止め溝」は、こんな感じで追加されています。
 
 
 
秘密トレーラーは、何度となく、再販されています。
バットマークの「秘密トレーラー」、サンダーバード「秘密トレーラー」までは、モーター走行。その後はモーター無しのコロ走行となります。1969年頃、海外パラマウント社からも発売されています。仕様は後期箱と同じで、モーター走行です。パラマウント社からはスペクトラムヘリも発売されています。

 
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
 
 
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