~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第29回)
今回は、ブルマァクの「宇宙ビートル」の復刻版と初版の違いをご紹介します。
前回紹介した「クラウン 鉄人28号の初版再販の見分け方」を参考に、再販や復刻版との比較ポイントをつかんでもらえればと思います。
バンダイから復刻された「宇宙ビートル」です。
この宇宙ビートル(400円版)は、もともとマルサンが1966年に発売したリモコンモーターの「ビートル」の金型をブルマァクが流用修正し、ゼンマイ動力として1971年に発売(300円)。その翌年に箱絵を変え400円に値上げされ流通されたものです。400円版は復刻版の影響で割とある気がしますが、実際は300円の初版より400円版の方が遭遇率は低い感じがします。
1998年にバンダイから復刻されましたが、バンダイマークや「復刻版」の記述がある外箱から出してしまうと、1972年発売の当時物と見た目は同じになります。
Aの当時物には発売当時に放送していた「ウルトラマンA」の版権シールが張られています。しかし、全てに張ってあるわけではなさそうです。
箱中を確認できれば、成形色の違いで直ぐに見分けがつきます。当時物は成形色が緑色です。
箱上側面には違いはありません。
別側面の「値表示の記述」や「ホチキス留め」に違いがあります。
下側面のST表記の有無も重要な見分けポイントです。
タイムボックスでは現在、「ビッグビートル(ブルマァク)」と、「宇宙ビートル(マスターモデル(日東科学)」が在庫中です。
マスターモデル(日東科学)の「宇宙ビートル」は1985年に今回の宇宙ビートルの金型を使った再販です。格安ですので、当時を懐かしんで組むにはお勧めです。ブルマァクの「ビッグビートル」は1972年ブルマァクオリジナルの金型で発売されたレアな当時ものです。 ぜひ、コレクションにお加えください。
マスターモデル(日東科学)の「宇宙ビートル」は1985年に今回の宇宙ビートルの金型を使った再販です。格安ですので、当時を懐かしんで組むにはお勧めです。ブルマァクの「ビッグビートル」は1972年ブルマァクオリジナルの金型で発売されたレアな当時ものです。 ぜひ、コレクションにお加えください。
今回紹介の「宇宙ビートル」は、マルサンのリモコンモーター「ビートル」をブルマァクが金型修正流用でゼンマイにした、、、。と紹介しましたが、当時の記録によると、倒産直前マルザン(マルサン)からゼンマイの「宇宙ビートル(250円)」の発売記録(予定?)があります。このことから、超短期発売され、その金型がブルマァクに引き継がれたとの説がありますが、本当に発売されたのか現物確認はいまだされていません。もしかしたら「マルザン 宇宙ビートル」を発見するのは、あなたかも知れません!!
(2024.6.28 追加文)
●マルザンの宇宙ビートル発売情報
宇宙ビートルの製品情報が紹介されていましたので紹介しておきます。
現在まで現物確認がされていませんので、未発売とされていますが、発売された可能性を感じさせる情報です。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
コレクションを買うも売るも、ぜひ、プラモデルに強い、タイムボックスにお任せください。 買取・査定・その他のお問い合わせ 03-5706-4039 まで
0 件のコメント:
コメントを投稿