(第3回)
ブルマァクの「バルタン星人」です。
ゼンマイで歩行します。
箱デザインでは、怪獣プラモデルのTOP5に入る傑作です。
「STマーク(エスティーマーク)」と呼びますが、正式名称は「玩具安全マーク」。
簡単に説明すると、「このおもちゃは、安全に遊べますよ」という証です。
昭和46年(1971年)に導入されたとのことで、この翌年あたりから、プラモデルにもST表示のものが市場に現れてきます。
ショップやコレクター間でも、ST表示の有無を発売時期の指標にしたりもしています。
さて、こちらのバルタン星人には、STマークがありません。
日本プラモデル50年史によると、ブルマァクのバルタン星人の発売は1972年2月となっています。
STマークの登場が71年ですから、ちょうど、発売時期が一緒です。
STマーク表示無しで発売を始めましたが、世にSTマーク表示の流れができてきたので、どこかの出荷分から、パッケージを刷りなおし、ST表示バージョンが市場に登場してきたということが想像できます。
ですので、同じブルマァクのバルタン星人プラモデルでも、「ST表示無し」の方が古いものとなります。
同じプラモデルでも、発売時期によって、成形色の違いやデカールの文字違い、金型修正など、マイナーなバージョン違いが多く存在したりします。
STマークの登場が71年ですから、ちょうど、発売時期が一緒です。
STマーク表示無しで発売を始めましたが、世にSTマーク表示の流れができてきたので、どこかの出荷分から、パッケージを刷りなおし、ST表示バージョンが市場に登場してきたということが想像できます。
ですので、同じブルマァクのバルタン星人プラモデルでも、「ST表示無し」の方が古いものとなります。
同じプラモデルでも、発売時期によって、成形色の違いやデカールの文字違い、金型修正など、マイナーなバージョン違いが多く存在したりします。
そういったバージョン違いとして、ST表示の有無も、コレクターにとっては、気になるポイントです。
まずは、STマークなど気にせずコレクション。そして、もっと深いコレクター世界を覘きたければ、こういったパッケージの表記違いをコレクションに加えていくのも、楽しみのひとつかもしれません。
(2024.3.26追加)
ST表記の読み方も紹介しておきます。
最初の数字3桁はメーカー名です。そのあとの数字が番号発行された昭和年号の1桁。
7だと、昭和47年か57年。
2002年辺りから表記内容が変更になったようなので、読み方はそれ以前の対応です。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
(みくに文具 上田大)
-ps-
タイムボックスでは、「ST表示無しのバルタン星人」在庫中です。
「ST表示有のバルタン星人」の入荷も2月に予定しております。
在庫は各1つですのでお見逃しなく!
http://www.timebox.jp/
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