~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第319回)
今回の絶版プラモデル情報局は、アオシマの「ミニモデル19~22 ロボット島シリーズ」を紹介します。
アオシマのミニモデルは、接着剤未使用のワンタッチ組立プラモデルとして企画され、1974年6月に電人ザボーガーの「1号 ヘリキャット」を発売して以来続く、アオシマの強力な商品シリーズでした。1976年からの新シリーズでは手塚治虫氏のキャラクターもラインナップに加わり、それにあわせて新パッケージが採用されました。
商品化にあたり、推薦文も寄稿されています。
※上図左は当時のメーカー出荷段ボール。
手塚治虫氏のキャラクターを採用したロボット島シリーズは、「19号 鉄腕アトム」「20号 ビッグX」「21号 マグマ大使」「22号 魔神ガロン」の全4種。アトムやマグマ大使などの人気キャラが選ばれています。
下図は当時配られた販促用ポスターで、サイズは56×23.5センチ。
●ミニモデル20号 ビッグX
・ビッグXの両腕が発射可能
・ロボット島に「ビッグX」「ハンス」「タンクロボ」を格納可能
・他のロボット島と合体し、大型ロボット島に拡張可能
●ミニモデル21号 マグマ大使
・マグマ大使の両腕が発射可能
・ロボット島に「カラスロボ」「マリンロボ」「マグマ大使」を格納可能
・カラスロボをマグマ大使の腕から発射可能
・他のロボット島と合体し、大型ロボット島に拡張可能
●ミニモデル22号 魔神ガロン
・魔神ガロンの両腕が発射可能
・ロボット島に「魔神ガロン」「カニカニロボ」「カメカメロボ」を格納可能
・他のミニモデルのロボット島と合体し、大型ロボット島に拡張可能
「21号 マグマ大使」「22号 魔神ガロン」は、後年に倉庫在庫品が発掘されたこともあり、現在でも比較的入手しやすくなっています。
●新パッケージを採用!
価格は据え置きの600円だが、上図の通り、従来のパッケージよりも大幅にサイズアップしている。採用意図は「内容がさらに分かりやすい」「価格的価値観を感じられるパッケージの大きさ」などが挙げられている。手さげ付きパッケージは、プラモデルパッケージとして非常に珍しい。
上画像の「1号 ヘリキャット」は、ブリスターに変更後の後期タイプ。初版はプラトレーによるブリスター方式ではなく、プラパーツは台紙(完成後はディオラマベースとして使用可能)にゴムで固定されていました。
●当時のアオシマニュース
当時のアオシマニュース(6月号 VOL.11/昭和51年6月1日発行)より、ミニモデルを担当した「営業企画第3グループ」の記事を紹介します。なお、同時期に発売された手塚治虫作品の100円合体ミニブロック(全32種)は、「営業企画第4グループ」が担当していたそうです。
(要約)
昭和49年に登場したミニモデルシリーズは、子供向け模型として大きな成功を収め、18号まで続く人気商品となりました。
その背景には「低年齢でも組み立てやすい」「作った後も遊べる」「夢のあるデザイン」という3つのコンセプトがあります。
当時のキャラクター商品が“完成品寄り”で遊びの幅が狭くなっていた中、ミニモデルは「自分で作って遊ぶ」という体験を重視した点が特徴です。
実際にユーザーからは「組み合わせて遊べる」「工夫できる」「長く楽しめる」といった声が多く寄せられています。
主なターゲットは5〜7歳を中心とした層で、この市場に向けて約200万個規模の需要が見込まれると判断。
さらに新シリーズではパッケージを大型化するなど改良を実施。価格は据え置きのまま、鉄腕アトムやビッグXといった人気ロボットをラインナップに加えました。対象年齢に合わせ、「たのしい幼稚園」「小学1年生」「小学2年生」といった雑誌を中心に宣伝を展開し、より強力な販売戦略が図られています。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
(おまけ)
ガンプラ発売前夜のバンダイのプラモデルを紹介した動画です。
第304回ネタのタブチ君を軸に、当時のカタログなど貴重な資料満載です。
ぜひ、ご視聴下さい。
(YouTube) https://www.youtube.com/@tagamedai
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