2026年2月19日木曜日

マルイの「スペースバード」版違い

 ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第315回)

今回の絶版プラモデル情報局は、マルイの「スペースバード」とその版違いを紹介します。

スペースバード(初版)です。
「対宇宙船重攻撃機 スペースバード」
1967年2月発売で当時価格は250円。品番はPTP・P 091510・091511。箱サイズは17×30×48センチ。特徴は大型強力ゼンマイ付、連動引込式安定翼装備(翼収納)、空中走行(ゼンマイ連動)、ミサイル発射。

マルイのSFメカシリーズは50円1種、100円2種と続き、この最高額の250円キットの登場となりました。SFメカシリーズ最初期群のものです。


1966年11月、日本模型新聞に掲載されたマルイの広告です。
11月掲載なので、11月発売の50円、100円シリーズは新発売になっています。スペースバードはまだ予価200円と紹介されています。


スペースバード(2版)です。
「対宇宙船重攻撃機 スペースバード」
マルイSFシリーズNO.3 と表記されています。1967年11月発売で当時価格は250円。品番はPatent P091510・091511。箱サイズは17×30×48センチ。組立書は初版と同じですが、一部修正(紙貼り付け)が入ります。


スペースバード(3版)です。
「国際救助隊シリーズ スペースバード2号」
1970年発売で当時価格は250円。品番はMT45-250。箱サイズは17×25×45センチ。パッケージ画は今井科学のサンダーバードシリーズを手掛けた小松崎茂。商品名は変わりましたが、3版としました。この辺りから、マルイは時代の流行り物に乗った金型再利用商品展開に舵を切ったようです。
組立書は2版まで黒赤の2色刷りでしたが、3版から黒一色刷りになっています。

この初版から3版まで、特に2版、3版は現物確認さえ困難な一級品のさらに上を行くコレクターアイテムとなっています。


スペースバード(4版)
です。
「ウルトラ科学シリーズ スペースバード」
1972年7月発売で当時価格は250円。品番はMT47-250。箱サイズは17×25×45センチ。ウルトラ科学シリーズNo.7。初期発売分はST表記無し。このシリーズは背景にオリジナル怪獣が描かれているのが特徴で、パッケージからわかるように第二次怪獣ブーム時に発売されました。パッケージ画はウルトラマンシリーズ画としても有名な梶田達二。


箱中とサイズ比較画像です。
箱中台紙色違いや、本体成形色違いも確認できます。
箱サイズは初版と2版は同じで、3版から横幅が少し小さくなっています。3版と4版は同サイズです。 上図の4版はST表記無し版です。

2版の箱中です。ゼンマイやゴムタイヤは専用の箱に入っています。
箱中の台紙は初版が黄色に対して、2版は黒色に変更になっています。3版以降は箱中台紙やゼンマイ箱は無くなります。


組立書です。初版と2版は2色刷りです。
上図矢印の通り、2版の組立書④には、修正紙が貼り付けられています。

3版以降は印刷状態で変更済みになっています。
2版でも印刷状態で変更済みになったものがあるかは未確認です。


箱側面情報です。
初版、2版、3版は上下左右の対になっている側面は、同じデザインです。


マルイのSFメカプラモデルは長年、時代の流行りに合わせてパッケージを変え、発売され続けてきました。スペースバードはギミック特盛りキットということもあってか、それらシリーズに参加することは少なかったようですが、4版以降2度ほど参加しています。
最終形が上図の宇宙戦艦ヤマトブーム時に発売された「波動ミサイル艇」となります。版で数えると6版です。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。



(おまけ)
マルサン商店怪獣豆シリーズを動画にまとめてあります。ぜひ、こちらもご覧ください。
 
みくに文具 上田大)   
 

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