2025年4月18日金曜日

ブルマァク「ろぼっ子ビートン」シリーズ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第295回)

今回の絶版プラモデル情報局は「ろぼっ子ビートン」のプラモデル紹介です。

ろぼっ子ビートンのプラモデルは、1977年にブルマァクから全3種類が発売されました。パッケージ画は3種共に前村教綱。
ビートンとガキオヤジが2月上旬頃に同時期発売。その後、5月にブリキンが発売。
シリーズには上図のダイアポロンのチラシが入っていることがあります。市場価格の安いガキオヤジには、ほぼ入っているので、このチラシ目当てにするとお得感が増します。後発売のブリキンには入っていないことが多いです。
1977年10月にブルマァクは倒産しますので、ちびっ子ビートンシリーズはメカンダーロボと共に、ラスト商品組となっています。

ブルマァクロゴはバッファローロゴではなく、この時期はブルモデル事業部からの発売なので、箱表記ロゴは接着剤不要のプラモデル、「ブルモデルロゴ」になっています。


●ろぼっ子 ビートン
1977年1月発売(50年史データベースより)で当時価格は400円。箱サイズは17.3×25.2×4.2センチ。ゼンマイ駆動箱中の帯にはビートンとガキオヤジのみが紹介されています。
接着剤不要キット。
4アクションを掲げています。
1)仰向けに寝て走り、目玉がクルクル回る。
2)うつ伏せにも寝て走る。
3)立ったままでも動輪と目玉が回る。
4)おなかのポケットが出る。
当然のように、3種の中ではビートンがダントツのレア度を誇ります。


●ガキオヤジ
1977年2月発売(50年史データベースより)で当時価格は400円。箱サイズは17.5×25×4.5センチ。ゼンマイ走行箱中の帯にはビートンとガキオヤのみが紹介されています。
接着剤不要キット。オートバイはゼンマイで走り、下図のようにヘルメットを押すと出っ歯が飛び出します。


●ブリキン
1977年5月発売(50年史データベースより)で、当時価格は400円。箱サイズは17×25×4.5センチ。ゼンマイ駆動箱中の帯は3種が紹介されるようになりました。
接着剤不要キット。口がパクパク動き、仰向けに寝かせると走ります。顔中のメカ造形はロボガリの頭部のように、細かく出来が良いです。2番目のレア度を誇りますが、ガキオヤジよりは出会えないぐらいです。

下図のようにテストショットと思われる、白色成型のランナー束が市場に出回ったこともあります。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
 
 
みくに文具 上田大)
 


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