~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第330回)
シリーズは「ひとつ目小僧」と「おばけ傘」の2種で、ともにキャラメル箱タイプです。箱のサイズは11×8.5×2cm。発売時期は1980年代前半と思われます。入手方法は20円のガチャガチャで、あたりが出たらもらえるものだったようです。
コスモスのお化けシリーズと言えば、箱裏の組立図がクラウン版とそっくりなことから、クラウンのお化けシリーズの金型を再利用した商品だと思われている方もいます。しかし、実際に比較すると、そうではありません。
下図は、上がクラウン版、下がコスモス版です。
ここで、クラウン版のパッケージとともに紹介します。
クラウンのお化けシリーズは3種類で、版のパッケージ違いは3種類が確認されています。初版(50円)、2版(100円)ともにキャラメル箱タイプで、その後、上下箱タイプに変更された3版(100円)が存在します。3版のパッケージデザインは2版と同じため、正面画像だけでは区別がつきません。なお、クラウンお化けシリーズの「ろくろっ首」はコスモス版にはありません。
ランナー構成を比較すると、コスモス版はクラウン版の金型を再利用したものではなく、新規金型によるものと判断できます。コスモス版の成型色は白色単色です。
「ひとつ目小僧」も同様です。ランナー構成などを比較すると、こちらも新規金型であることが分かります。
コスモスの「ひとつ目小僧」は全パーツが白色成型ではなく、上画像のようにオレンジ色パーツが含まれる2色成形です。このオレンジ色ランナー枠が、赤紫色になっているものも確認されています。
コスモスのプラモデルと言えば、「コスモス 1/144量産型ザク」が有名ですが、下図のようなオレンジ色の成型色が確認されています。
コスモスザク(オレンジ色)の過去記事は→こちら
【発売時期について】
コスモス版の発売時期は、今月開催された「135号まんだらけ大オークション大会」では「70年代」とされています。しかし、本記事では1980年代前半の発売と推定しています。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
(おまけ)
ガンプラ発売前夜のバンダイのプラモデルを紹介した動画です。
第304回ネタのタブチ君を軸に、当時のカタログなど貴重な資料満載です。
ぜひ、ご視聴下さい。
(YouTube) https://www.youtube.com/@tagamedai
(みくに文具 上田大)
(YouTube) https://www.youtube.com/@tagamedai
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