~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第129回)
今回の絶版プラモデル情報局は、マルサン商店の電動怪獣「ギャンゴ」を紹介します。
マルサン商店の電動怪獣の中でも、特に注目を浴びる一つが、この「ギャンゴ」です。
その伝説は、2005年にフィギュア王で掲載された「400万円で販売中!」との記事が決定付けたと言っても良いでしょう。
ギャンゴはマルサン電動怪獣の中でも、レアなランクには位置づけられていましたが、値段が表に出たことにより、ソフビ怪獣のガラモン1期(700万円・鑑定団)と同じように広く認知されることとなりました。
わかりずらいのですが、このページで紹介されているギャンゴは2個体となってます。
なお、最高額のマルサン電動怪獣については、第8回 絶版プラモデル情報局をお読み下さい。
発売は1967年。電動レッドキングが3月発売とのことなので、同時期辺りだと思います。
箱サイズは36.5×25.5×6.5センチ。ART.NO.593。当時価格は650円。
ギャンゴ人気の一つは、レア度以上に、この色彩豊かな大迫力のパッケージ画にあります。
箱デザインは、同時期発売のレッドキングと似ていて、側面にはギャンゴとレッドキングが紹介されています。
貴重な未組立未開封完品の箱中画像です。
本来、ギヤボックスと小袋は、画像右の小部屋に収納されています。
リモコンは黒プラ製で、青ブリキが入っているバージョンは確認されていません。
組立書の他に、マルサン商店プラカラーのチラシが入っています。
足裏パーツは、明るいグレー色と黒色、薄紫色と3種が確認されているので、出荷回数もそこそこあったように思われます。
ギヤボックスの下に付く金属部品は、出荷時は必ずビニール袋に入っています。この部品は、ガラモンやカネゴンなどの2足歩行物に見られますが、ギャンゴ専用の新規物なので、他怪獣から流用はできません。このビニール袋の中に、さらに小ビニール袋に入った小ネジやタイヤが入っています。
ギャンゴの組立書には牙パーツの接着が描かれていますが、商品に牙パーツは付いていないというのが通説です。
ギャンゴの完成品です。
無塗装だと正面の印象は薄いですが、背面はゴツゴツとした造形でボリュームを感じられます。
二本足歩行の電動物ということで、このギャンゴもよく転ぶそうです。なので、耳が折れ欠品の個体がほとんどのようでが、完成品も市場にはほとんど出ませんので、数個の中での話となります。
ギャンゴはレプリカが存在しますので、完品を求める方は、耳がキャスト製かどうかは要チェックです。
現在確認されているギャンゴ箱は下図の6個体となっています。
※赤矢印は版権シール位置です。
①血祭氏の「究極プラモデル大全」「ウルトラマンプラモデル大鑑」で紹介された個体。現在は某コレクター所蔵(未組立未開封の完品)
②2001年頃に兵庫で発掘(ギヤボックス&金具等の小袋&組立書欠品の未開封未組)→タイムボックス(2001年)→某コレクター→ノスヒロ(2016年)→?→まんだらけ大オークション出品(2018年)→某コレクター所蔵
※欠品パーツはタイムボックス以降に完成品から補充され、現在は(未組立一部未開封・欠品補充)となっています。
③2005年にフィギュア王紹介記事に貸し出された個体。現在も引き続き、某コレクター所蔵
(箱+完成品)
④2005年にフィギュア王で400万円販売紹介された個体。現在は某コレクターが所蔵。
(未組立未開封の完品)
⑤ヤフオク(箱+完成品)→?→センチュリーボット(2009年)→みくに文具にて所蔵
(箱+組立書)
⑥某コレクター所蔵
(一部開封の未組立)
これからもわかるように、現在確認されている「ギャンゴ」の完全未組立未開封品は①と④の2個体のみとなっています。
ギャンゴが特別というわけではなく、マルサン電動怪獣のレアなクラスは、どれも同じような現存数と言われています。
マルサン電動怪獣「ギャンゴ」。絶版プラモデルコレクションアイテムの最高峰の一つです。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
箱サイズは36.5×25.5×6.5センチ。ART.NO.593。当時価格は650円。
ギャンゴ人気の一つは、レア度以上に、この色彩豊かな大迫力のパッケージ画にあります。
箱デザインは、同時期発売のレッドキングと似ていて、側面にはギャンゴとレッドキングが紹介されています。
貴重な未組立未開封完品の箱中画像です。
本来、ギヤボックスと小袋は、画像右の小部屋に収納されています。
リモコンは黒プラ製で、青ブリキが入っているバージョンは確認されていません。
組立書の他に、マルサン商店プラカラーのチラシが入っています。
足裏パーツは、明るいグレー色と黒色、薄紫色と3種が確認されているので、出荷回数もそこそこあったように思われます。
ギヤボックスの下に付く金属部品は、出荷時は必ずビニール袋に入っています。この部品は、ガラモンやカネゴンなどの2足歩行物に見られますが、ギャンゴ専用の新規物なので、他怪獣から流用はできません。このビニール袋の中に、さらに小ビニール袋に入った小ネジやタイヤが入っています。
ギャンゴの組立書には牙パーツの接着が描かれていますが、商品に牙パーツは付いていないというのが通説です。
ギャンゴの完成品です。
無塗装だと正面の印象は薄いですが、背面はゴツゴツとした造形でボリュームを感じられます。
二本足歩行の電動物ということで、このギャンゴもよく転ぶそうです。なので、耳が折れ欠品の個体がほとんどのようでが、完成品も市場にはほとんど出ませんので、数個の中での話となります。
ギャンゴはレプリカが存在しますので、完品を求める方は、耳がキャスト製かどうかは要チェックです。
現在確認されているギャンゴ箱は下図の6個体となっています。
※赤矢印は版権シール位置です。
①血祭氏の「究極プラモデル大全」「ウルトラマンプラモデル大鑑」で紹介された個体。現在は某コレクター所蔵(未組立未開封の完品)
②2001年頃に兵庫で発掘(ギヤボックス&金具等の小袋&組立書欠品の未開封未組)→タイムボックス(2001年)→某コレクター→ノスヒロ(2016年)→?→まんだらけ大オークション出品(2018年)→某コレクター所蔵
※欠品パーツはタイムボックス以降に完成品から補充され、現在は(未組立一部未開封・欠品補充)となっています。
③2005年にフィギュア王紹介記事に貸し出された個体。現在も引き続き、某コレクター所蔵
(箱+完成品)
④2005年にフィギュア王で400万円販売紹介された個体。現在は某コレクターが所蔵。
(未組立未開封の完品)
⑤ヤフオク(箱+完成品)→?→センチュリーボット(2009年)→みくに文具にて所蔵
(箱+組立書)
⑥某コレクター所蔵
(一部開封の未組立)
これからもわかるように、現在確認されている「ギャンゴ」の完全未組立未開封品は①と④の2個体のみとなっています。
ギャンゴが特別というわけではなく、マルサン電動怪獣のレアなクラスは、どれも同じような現存数と言われています。
マルサン電動怪獣「ギャンゴ」。絶版プラモデルコレクションアイテムの最高峰の一つです。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
(みくに文具 上田大)
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また、今回紹介したマルサン電動怪獣をはじめ、60年代、70年代、80年代の怪獣プラモデル高額買取中です!! 他特撮、アニメ&ロボットプラモデルも買取強化中です!!箱だけや組済その他キャラクタープラモデルもバンバン買取中です。
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http://www.timebox.jp/
買取・査定・その他のお問い合わせ 03-5706-4039 まで
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