~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第48回)
今回は、マルサンから発売された「宇宙家族ロビンソン一家」のプラモデルを紹介します。
1967年に「スペースタンク」「ジュピターⅡ号(大)」「フライデー」「ジュピターⅡ号(小)」の全4種・箱違い1種の計5種類が発売。 発売順は、プラモデル50年史データベースによると、
写真箱の「スペースタンク」が67年5月発売、その後に「ジュピターⅡ号(大)」「フライデー」が同年11月、イラスト箱の「スペースタンク」もこの2種と同じ11月発売と思われます。「ジュピターⅡ号(小)」が12月とのことですが、マルザン68年カタログには紹介されていないところを見ると、「ジュピターⅡ号(小)」は68年に入ってからの発売とみられます。
マルサンは67年7月からマルザンへ社名変更をしたので、その後に発売された商品は全てマルザンロゴへ変更されています。なので、社名変更前発売の写真箱「スペースタンク」はマルサンロゴ。社名変更後発売の「フライデー」や「ジュピターⅡ号(大)」「ジュピターⅡ号(小)」はマルザンロゴになっています。
●「スペースタンク(マルサン)」 商品番号850:800
車体は透明プラスチックと言うよりは、柔軟性のある透明ソフビ素材。
コクピットパネルモニターに、ウルトラマンと怪獣が戦っているモールドが彫られているのが有名。
●「スペースタンク(マルザン)」 商品番号850:800
組立書は、写真箱に使われたマルサンロゴの組立書が余っていたらしく、初期発売分はそのまま流用したらしい。その後はマルザンロゴに変更された組立書が入れられている。
●「ジュピターⅡ号(大)」 商品番号809:1500
当時価格1500円。箱サイズはマルサンプラモデル最大で、62×31×8センチ。本体自体も直径30センチある大型キット。ライトを点滅させ、船内を回転させながらモーターミステリー走行する。そしてブザー?も鳴らす。本体上部は透明パーツが使用されているので、船内でフライデーやロビンソン一家が活躍している姿が見える仕様になっている。シリーズ中では一番市場に出やすい。
●「フライデー」 商品番号807:800
当時800円で箱サイズは37.5×24.5×7センチ。 ロビンソン一家シリーズの鬼門。未組立てはマルサン電動シリーズの中でもTOPクラスの入手難易度。今のところ、未組完品は3個体のみ現存確認されているだけ。
噂では、そのうちの1つを某鑑定団の司会者様がお持ちとか、、、。
完成品大きさは約30センチ。マルサン発売の1/6?ロビンソン一家人形シリーズが、フライデーと遊べるように同規格サイズ。
手を前後に動かし、頭部を点滅させ、電子音を鳴らしながらリモコン電動歩行する。
噂では、そのうちの1つを某鑑定団の司会者様がお持ちとか、、、。
完成品大きさは約30センチ。マルサン発売の1/6?ロビンソン一家人形シリーズが、フライデーと遊べるように同規格サイズ。
手を前後に動かし、頭部を点滅させ、電子音を鳴らしながらリモコン電動歩行する。
※2018年末、デットストックがおもちゃ屋から3個発見されたが、相場変動もなく人気を保っている。(2021.5.2 追加文)
●「ジュピターⅡ号(小)」 商品番号817:200
当時200円で箱サイズは15×25×4.5。ゼンマイによりミステリー走行する。底部分はブリキ製でミステリー走行ゼンマイ組込み式。このブリキ底+ミステリー走行ゼンマイはマルザンから発売された「ミニラ」にも使用されている。モーターライズの(大)のハッチは開閉しないが、この(小)のハッチは開閉する。なぜ写真箱にデザインが戻ったのかは謎。
スペースタンクやフライデーは、今でも人気がかなり高く入手困難となっていますが、ぜひ、コレクションにチャレンジしていただきたい。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
(みくに文具 上田大)
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