2014年5月8日木曜日

カリキュラマシーンのプラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第33回)

今回は1974年から78年まで放送された子供向け教育番組「カリキュラマシーン」に登場したロボット「カリキュラマシーン」のプラモデルを紹介します。

アオシマと今井科学から発売されました。写真の物でプラモデルはコンプリートです。


TOYはソフビ人形とジンクロン合金(超合金)をブルマァクが発売。
カリキュラマシーンは、現在でも人気の高いキャラクターです。
TOYはお金を出せば何とかなりますが、プラモデルはどれも市場で見かけなくなりました。

一番大きなアオシマ版は1975年6月発売。当時500円。箱の大きさは約26×15×6センチ。


同シリーズにはロックバットブレイザーがありました。
箱中です。体のパーツはシルバーメッキ処理されています。接着剤不要で、目玉や模様はシールとなっているので、そのまま組み立てれば完成写真通りになり、ブロック遊びなどが楽しめます。


こちらは今井科学版。1975年7月に初版発売。当時100円
右の「¥100」表示の無い方が初期発売です。
初期発売の物(右)は上下箱。「¥100」表示の物(左)はキャラメル箱タイプになってます。

中身は両者同じですが、初期の上下箱タイプには、体パーツが赤色(写真の黄色ランナー部分)、顔がシルバー(写真の赤色ランナー部分)という、成形色違いが確認されています。


側面写真です。

「¥100」表示の発売時期特定は難しいのですが、今井科学ロゴの下に「プラモデル」と有るところを見ると、76年夏ぐらいに発売されたものと思われます。
今井科学ロゴ下は「プラホビー」が一般的に使われていたのですが、76年の夏前後発売のロボダッチやカーダッチには「プラモデル」表記がみられるので、後期発売版は、その辺で発売されたと考えられます。箱仕様の変更は、大ヒットとなったロボダッチの4点パックは全てキャラメル箱なので、カリキュラマシーンの再生産には上下箱ではなく、フル稼働のロボダッチのキャラメル箱製造ラインにて製造されたのが原因だと思われます。

プラモデル自体は、100円と低価格ですが、開閉式のお腹にクロベーを収納でき、とてもよくできたキットでした。クロベーの腕がスプリングになっていて、パーツが細かく、うまく体が接着できなかった思い出があります。


一番小さなフタバ製のカリキュラマシーンです。

透明袋入りの裸で売られていました。駄菓子屋などで台紙に沢山張り付けてある、あの商品です。
発売元はフタバですが、胸裏に今井科学の刻印がありますので、制作自体は今井科学のようです。


(2024.10.21 追加文)
〇アオシマ版と今井科学版の完成品を紹介。
全高はアオシマ版は約19センチ、今井科学版は10センチ、前記事で紹介したフタバ版は約7センチです。
画像のアオシマ版はアンテナが欠品で、今科科学版は珍しいシルバー成形色です。



絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
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