2014年6月22日日曜日

バンダイ 「特撮ヒーローセット売り」プラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第36回)

今回はバンダイの「特撮ヒーローセット売り」プラモデルを紹介します。

ヒーローセット売りといえば、この3種です。
「愛の戦士レインボーマン」「秘密戦隊ゴレンジャー」「忍者キャプター」です。

単品売り商品のセット販売は、古くはサンダーバードやキャプテンスカーレットにありました。しかしそれらは50円箱の箱のまま、大箱にセットしたものでした。


1973年2月バンダイから、正式セット売りの元祖と言える「愛の戦士レインボーマン」が発売されました。
当時価格は400円で箱サイズは19×27×5センチ。マスコミシリーズNO.42。

上側面には同時代を飾ったヒーロー達のプラモデルが紹介されています。
今となれば、激レアな物ばかりです。
箱中はダッシュ1から7までの7体がぎっしり詰められています。
7体入りなので、箱サイズは5体入りのゴレンジャーより大きいです。 小箱単品は2個セット100円と4個セット200円のシュリンク形態で売られていました。


「秘密戦隊 ゴレンジャー」1975年8月発売。当時400円で箱サイズは18×25.5×4センチ。
マスコミシリーズNO.142。 あまり知られていませんが、ゴレンジャーの単体小箱も発売されています。
4点シュリンク300円での発売でした。お店によってはシュリンクを破いて1個80円で売っていました。4点セットシュリンクを想定して商品化が進んだようなので、当初から一人外されたようです。外されたのはミドレンジャーでした。ですので、ミドレンジャーの単体箱は確認されていますが、非常に数が少なく、激レアとなっています。このゴレンジャーセットもあまり見かけませんが、小箱はさらに見かけません。


「忍者 キャプター」1976年11月発売。当時600円で箱サイズは19×27×4.5センチ。
カスタムシリーズNo.10。
忍者キャプターの単体売りは、AパックとBパックの2種が発売され、7忍全て小箱商品になっています。
「忍者キャプター4体パックA(火忍、水忍、土忍、雷忍)」「忍者キャプター4体パックB(火忍、金忍、風忍、花忍)」で、両パック共300円。各小売は80円。
プラモデルは成形色が多用されていたので、塗装無しで、ある程度の完成品は保証されていました。


このヒーローセット売りは、「飾り台」が金型改修され継続されていました。
レインボーマンの飾り台が、太陽などの模様が消され、ゴレンジャーと忍者キャプターに付属されています。
飾り台の足場は、もとから多く付いていたので、ゴレンジャーの5人から忍者キャプターの7人に人数が増えても、足場の数は足り、そのままゴレンジャーの物が忍者キャプターに使用されています。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。


(2024.10.31 追加文)
〇パッケージ画を描いた小松崎茂の画集や商品パッケージ側面の商品紹介には、
下記画像版が紹介されています。
※小松崎 茂画集 バンダイボックスアートコレクション(2008月10月30日発行/トイズワークス/37p)より

レインボーマンセット売りパッケージ画の小松崎茂サインを確認すると「1973(年)」とあります。このイラストのサインは「1972(年)」となっています。 バンダイの動力なしの単体版の価格帯では、縦扱いのパッケージになっているので、この縦扱いのイラストが当初、使用される予定だったのではないかと思われます。

〇レインボーマンのプラモデルの品番は8000番台。5000番台は今の所、確認できていませんのでなさそうです。仮面ライダーなどの初期バンダイキャラクターシリーズには流通時期により5000番台と8000番台の品番の2種が確認されています。

ゴレンジャーの単体箱を紹介しておきます。
1ゴレンジャーセット560
ゴレンジャーパックはアカレンジャー、アオレンジャー、キレンジャー、モモレンジャーの4体。ミドレンジャーは他の変身パックに入っていました。

忍者キャプターの単体箱を紹介しておきます。
1忍者キャプター集合まとめ560
4体シュリンク売りで「キャプターパック(A)忍者キャプター4体パック(火忍、水忍、土忍、雷忍)」「キャプターパック(B)忍者キャプター4体パック(火忍、金忍、風忍、花忍)」のAとBの2セットありました。


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2014年6月12日木曜日

宇宙戦艦ヤマトのプラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第35回)

今回はバンダイ 宇宙戦艦ヤマトのプラモデルを紹介します。

宇宙戦艦ヤマトの第1号のプラモデルはゼンマイ走行でした。 その後、ディスプレイタイプに変更されますが、コレクターズアイテムとして人気の高い3バージョンを紹介します。

2014年5月29日木曜日

光速エスパーのプラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第34回)

今回は光速エスパーのプラモデルを紹介します。

東芝のマスコットキャラクターでもあった光速エスパーのプラモデルは、
今井科学、日東科学、オカノモデルから発売されました。

2014年5月8日木曜日

カリキュラマシーンのプラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第33回)

今回は1974年から78年まで放送された子供向け教育番組「カリキュラマシーン」に登場したロボット「カリキュラマシーン」のプラモデルを紹介します。

アオシマと今井科学から発売されました。写真の物でプラモデルはコンプリートです。


TOYはソフビ人形とジンクロン合金(超合金)をブルマァクが発売。
カリキュラマシーンは、現在でも人気の高いキャラクターです。
TOYはお金を出せば何とかなりますが、プラモデルはどれも市場で見かけなくなりました。

2014年4月28日月曜日

バンダイ「グレートマジンガー&ゲッターロボ秘密基地」

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第32回)

今回は1974年11月に発売されたバンダイのちょっと変化球的商品を紹介します。
「グレートマジンガー秘密基地」「ゲッターロボ秘密基地」です。

当時価格は各2500円。単品売りの電動歩行リーズをそのままセットにした構成です。
縦50センチ、横30センチ、そして厚さ10センチもある大型キットでした。

マスコミシリーズナンバーは、グレートマジンガー秘密基地がNO.107、ゲッターロボ秘密基地がNO.108となっています。
1974年といえば、「ゴジラvsメカゴジラ」公開年です。
このシリーズはそんな年の年末クリスマス商戦に向けた文字通りの大型商品でした。

2014年4月13日日曜日

バンダイ 1976年ミニゼンマイシリーズ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第31回)

今回は1976年に発売された、バンダイのマスコミシリーズのちょっとレアなところを紹介します。この時代は超合金などのヒーロー玩具全盛期でしたので、キャラクター物のプラモデルはめっきり力を無くしていました。

1976年6月当時、プラモデルに入っていたチラシです。
速報的な発売予定チラシなので、掲載写真をよくみるとモックアップの様にみえます。

その後のチラシです。裏面はポピー超合金の紹介になってます。
大空魔竜は相変わらず超合金仮写真です、コンバトラーVはジョイントモデルのモックアップ?
「キョーダインシリーズ」「マシンハヤブサシリーズ」「コンバトラーセット」「大空魔竜」などなど、今では激レアな品々です。
キャラクタープラモデルはあまり人気がなかった時代ですので、当時の生産数も少なかったのでしょう。

2014年3月21日金曜日

ヤッターマン プラモデルシリーズ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第30回)

タイムボカンシリーズで最高視聴率を叩き出した「ヤッターマン」
今回はそんな人気番組「ヤッターマン」のプラモシリーズを紹介します。


プラモデルは「永大グリップ」と「シーホース」の2メーカーから発売されました。
「シーホース」はキャシャーンやガッチャマンシリーズなどのプラモデル発売していた「タツノコランド」の社名変更後の名称です。

「永大グリップ」はタイムボカンシリーズのプラモデルも発売していたので、次シリーズの「ヤッターマン」プラモデル発売も自然な流れでしょう。
永大グリップからは300円2種と600円1種。
シーホースからは300円3種、400円4種、600円3種、1個80円の4点300円パック2種。
シリーズは計15種類(4点パックをバラした場合は21種類)でコンプリートとなります。
嬉しいことにシーホースとグリップの300円と600円シリーズの箱サイズは共に同じなのと、箱絵が似ているのも相成り統一感があります。

グリップとシーホースの発売は、ほぼ同時期の1977年の春からでした。


まず発売されたのが、シーホースから300円シリーズの3種。全てゼンマイ走行。


ほぼ同時期に永大グリップから3種(ゼンマイ)。
「ヤッターペリカン」は300円と600円の2種。アリガットカーは300円。


そして翌月にシーホースから4点パック2種が発売。
セット売りは300円。単品の場合は80円でした。
※綺麗画像に変更しました(2024.6.28)
ヤッターペリカンの入っている方がAセット(No.1~4)、
ヤッターワンの入っている方がBセット(No.5~8)となってます。
Bセットがなかなか市場にでません。


さらに翌6月、シーホースから600円シリーズの3種がゼンマイ動力で登場。
※800円への値上修正シール版有り。
※綺麗画像に更新しました(2024.6.28)
やはり、人気のヤッターワンは市場になかなかでません。
発売は600円シリーズが4点パックよりも後となってますが、品番号は4点パック各種よりも600円シリーズの方が先になっています。3種共、箱サイズは同じです。


少し期間をおいて9月、400円シリーズとして中期キャラクターが4種(ゼンマイ)で登場。

この4種を持って、ヤッターマンシリーズは終了となります。
実は、この4種がシーホース自体のプラモデル最終商品のようです。

400円シリーズ、あまり市場で見かけないのは、シーホースの最終商品だったため、出荷数を抑えての少数出荷が原因なのかもしれません。
そんな理由からか、4種の中の「ヤッターアンコウ」が、ヤッターマンシリーズ最難関入手品となってます。当然、市場価格もシリーズ中TOP扱いです。
1985年にフジサキから「クジラッカー」「ヤッターアンコウ」の復刻予告がありましたが、実際に復刻されたのは、なぜか予告の無かった「フグレッター」のみでした。


さて、ヤッターマンシリーズはいかがでしたか?
未組みの現存数は結構あるシリーズですので、コツコツ集めていけば、きっと全種制覇目指せるシリーズです。入手のたやすい「カバチョッカー」「パワニーカー」でも成形色違いがあったり、安値で綺麗な個体を集めるのはそこそこ大変というのも、コレクターには楽しい道のりです。

最後に、大きさ比較で300円、400円、600円シリーズを並べた画像です。

タイムボックスでは、現在、入手最難関の「ヤッターアンコウ」在庫中です。
さらに、「4点パックA」や汚傷み品の多い「パワニカー(大)」「カバチョッカー(大)」も綺麗な物を在庫中です。人気に火が付く前に、ぜひ押さえておきた逸品です。


(2024.6.28 追加文)
●800円への値上修正シール版
600円シリーズの800円への値上修正シール版です。

●復刻「フグレッター(フジサキ)」
フジサキから復刻されたフグレッター(左側)です。シーホース版よりも若干箱サイズが大きくなっています。組立書はシーホース時代の物をそのまま転用しています。

●当時の広告
当時、日本模型新聞に掲載されたヤッターマンシリーズの広告です。
400円シリーズのカメドンカーは、商品版と違う画像で紹介されています。
同時期発売ガッチャマンシリーズマッハGOGOGOシリーズも掲載されています。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。


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※今回は、コレクターのナンデモプラモさんに画像協力いただいております。
※各種発売日は50年史データベースを参考にしてます。