~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第250回)
緑商会カ77年カタログから、チビコロ紹介ページです。
チビコロシリーズは幅広く、「けんせつ」「4点パック」「ロボット」「SF」の4ジャンルに分かれています。
1976年5月、最初に4点パックが発売され、その後7月にけんせつ2種、8月にけんせつ2種とロボット、9月にSFと続いたようです。
最初に発売された4点パックは、昭和40年代の商品である50円のベビーシリーズ「ビートル」「エコー」「モグラス」「バンガード」のフリクションゼンマイをコロ走行に変えた再生品で、「ベビー」→「チビ」/「動力」→「コロ」で、「チビコロ」シリーズと命名されたと思われます。
初版はチビコロシリーズの上に「けんせつ」の文字が無く、①の番号もありません。
よく見るタイプは、パッケージ右上に①~④の番号が表記され、チビコロシリーズの上に「けんせつ」の文字があります。7月に発売された2種「SLくん」「ブルくん」のみ、当初、この番号は無く、チビコロの上に「けんせつ」の文字表記もありませんでした。4種出揃ったところで、「SLくん」「ブルくん」にも「①②の番号」と「けんせつ」が表示されたようです。箱側面にも番号が表示されるようになっています。
●けんせつチビコロシリーズ SLくん
箱サイズは13.7×23×4センチ。品番はKSN-300-1
けんせつチビコロシリーズの箱中基本パターンは、パーツ袋、組立書、応募ハガキ、チラシの4点です。成形色は2パターンのバリエーション違いが確認されています。
一枚のランナー枠を半分にして、交互に入れ替えカラフルに見えるようにする手法をとっています。
チビコロシリーズは幅広く、「けんせつ」「4点パック」「ロボット」「SF」の4ジャンルに分かれています。
1976年5月、最初に4点パックが発売され、その後7月にけんせつ2種、8月にけんせつ2種とロボット、9月にSFと続いたようです。
最初に発売された4点パックは、昭和40年代の商品である50円のベビーシリーズ「ビートル」「エコー」「モグラス」「バンガード」のフリクションゼンマイをコロ走行に変えた再生品で、「ベビー」→「チビ」/「動力」→「コロ」で、「チビコロ」シリーズと命名されたと思われます。
初版はチビコロシリーズの上に「けんせつ」の文字が無く、①の番号もありません。
よく見るタイプは、パッケージ右上に①~④の番号が表記され、チビコロシリーズの上に「けんせつ」の文字があります。7月に発売された2種「SLくん」「ブルくん」のみ、当初、この番号は無く、チビコロの上に「けんせつ」の文字表記もありませんでした。4種出揃ったところで、「SLくん」「ブルくん」にも「①②の番号」と「けんせつ」が表示されたようです。箱側面にも番号が表示されるようになっています。
●けんせつチビコロシリーズ SLくん
箱サイズは13.7×23×4センチ。品番はKSN-300-1
けんせつチビコロシリーズの箱中基本パターンは、パーツ袋、組立書、応募ハガキ、チラシの4点です。成形色は2パターンのバリエーション違いが確認されています。
一枚のランナー枠を半分にして、交互に入れ替えカラフルに見えるようにする手法をとっています。
ゼンマイは、後ろに引いて手を離すと走る「バックアップ方式」。
チラシは下の場合もあります。こちらのチラシが入っているものが後流通と思われます。
応募ハガキも2種類確認されています。
好きな色、嫌いな色を聞いてるところが、企画開発には重要だとわかります。
応募して当たったと思われる下敷きは2種類確認されています。
2種類共に裏面は同じお城シリーズの紹介となっています。
チラシは下の場合もあります。こちらのチラシが入っているものが後流通と思われます。
応募ハガキも2種類確認されています。
好きな色、嫌いな色を聞いてるところが、企画開発には重要だとわかります。
応募して当たったと思われる下敷きは2種類確認されています。
2種類共に裏面は同じお城シリーズの紹介となっています。
SLくんの完成品です。目玉は2個しか入っていないので、SLの目玉はプラパーツとなっています。
ゼンマイと車輪は連動しています。
●けんせつチビコロシリーズ ブルくん
箱サイズは13.7×23×4センチ。KSN-300-2
けんせつシリーズで一番レアなのが、このブルくんです。モグラくんほうが人気があったのでは?と感じますが、チビッコたちはこのブルくんを選んだようで、デット品は極端に少ない印象で、なかなか市場で出会えません。
キャタピラ一式はダミーの固定なので、底面にあるゼンマイタイヤでの走行となります。
●けんせつチビコロシリーズ トラくん
箱サイズは13.7×23×4センチ。KSN-300-3
完成品と箱中の成形色が逆色と言うのがわかると思います。前後のタイヤはコロなので、底面にあるゼンマイタイヤでの走行となります。
●けんせつチビコロシリーズ モグラくん
箱サイズは13.7×23×4センチ。KSN-300-4
ブルくん同様、キャタピラ一式は固定なので、底面にあるゼンマイタイヤでの走行となります。
緑商会のけんせつチビコロシリーズは、童友社に金型が流れ、童友社のチビコロシリーズとして1979年に復活しました。
右リストは当時の童友社カタログから。ブルくん以外は商品名が変更になっています。
箱サイズは13.7×23×4センチで同じ。目玉は少し動きが良くなっていますが、タイヤに巻く青ゴムは安いゴムを使っていたのか、現存物はほぼ固くなっています。因みに、緑商会の青ゴムは現状でも弾力を残しているものがほとんどです。 ゼンマイはバックギヤ方式で一緒ですが、緑商会版とは別物です。 成形色も近い色の物もありますが、変更になっています。
(商品名と品番)
●けんせつチビコロシリーズNO.1 デコイチ郎 KITNO.TC-400
●けんせつチビコロシリーズNO.2 ブルくん KITNO.TC-400
●けんせつチビコロシリーズNO.3 とらえもん KITNO.TC-400
●けんせつチビコロシリーズNO.4 モグラマン KITNO.TC-400
童友社でもブルくんが一番人気だったらしく、なかなか市場でも出会えない印象です。
(商品名と品番)
●けんせつチビコロシリーズNO.1 デコイチ郎 KITNO.TC-400
●けんせつチビコロシリーズNO.2 ブルくん KITNO.TC-400
●けんせつチビコロシリーズNO.3 とらえもん KITNO.TC-400
●けんせつチビコロシリーズNO.4 モグラマン KITNO.TC-400
童友社でもブルくんが一番人気だったらしく、なかなか市場でも出会えない印象です。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
(みくに文具 上田大)
現在、タイムボックスでは、緑商会「SLくん」「トラくん」、童友社「とらえもん」「デコイチ郎」「モグラマン」在庫中です!また、各メーカーSFオリジナル関係のプラモデル高額買取中です!!お気軽にお問い合わせお待ちしております!
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