2023年2月19日日曜日

バンダイのコンバトラーV 初版・再販・再々販比較

 ~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~

(第243回)

今回の絶版プラモデル情報局はバンダイのコンバトラーVの初版・再販・再々販の比較を紹介いたします。コレクション入手時にご利用下さい。


まずは、基本情報です。
初版はバンダイカスタムシリーズとして1976年発売。全てゼンマイ走行。
●「バトルジェット(ゼンマイ・定価500円・1976年6月・カスタムシリーズ4)」
●「バトルクラッシャー(ゼンマイ・当時600円・1976年8月・カスタムシリーズ5)」
●「バトルタンク(ゼンマイ・当時500円・1976年9月・カスタムシリーズ6)」
●「バトルマリン(ゼンマイ・当時600円・1976年9月・カスタムシリーズ7)」
●「バトルクラフト(ゼンマイ・当時500円・1976年8月・カスタムシリーズ8)」


再販1982年の5月上旬発売5機全て700円でゼンマイ走行はそのまま。


再々販はバンダイロゴ変更後の出荷で5機全て800円1994年7月頃発売(組立書の1994.7表記から予想)。ゼンマイ走行はそのまま。


~比較検証~
箱側面には発売時期によるデザイン違いがありますが、箱正面デザインは同じなので正面写真のみからの判別は難しいです。
写真をアップで確認できれば、版権シールの違いで識別はできます。

それでは、初版、再販、再々販の識別比較情報です。
各マシンも発売時期で基本デザインは同じとなります。
(初版)バンダイロゴが枠で囲まれている。ST表記枠が正方形。
(再販)バンダイロゴが枠で囲まれていない。ST表記枠が長方形。
(再々販)バンダイロゴが英文字。

品番と定価も変更されてます。


組立書も違いがあります。
初版はバトルジェット以外にモノグラムカラーの紹介が載っています。

再販は5機すべてに「部品注文カード」が紹介されています。初版にはありません。

再々販の組立書はバンダイロゴが英字になっているのでわかりやすいです。

最後に無塗装組みの完成品紹介です。合体は、超合金よりも簡単な印象です。
合体時の全高は約34センチ。

絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
 
 
みくに文具 上田大)
 

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