~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第225回)
今回は発売中の「昭和40年男」で連載している、みくに文具のプラモ棚「第21回 緑商会 ジュニアモグラス」の補足情報です。
今号は、緑商会の「ジュニアモグラス」(2版)を紹介しています。
ぜひ、お手元の連載記事と一緒に補足情報をお楽しみ下さい。
●紹介したゼンマイのエンジン音装置です。
ゼンマイにより歯車が回ると、その溝に鉄板がガタガタガタとあたる仕掛けでエンジン音を生み出しています。
●2版の300円個体の品番は「KIT No.300-006」です。 現存しているものは、ほぼ350円個体で品番は「KIT No.350-006」となっています。
●キャノピーや尻面ノズルは透明パーツとなっており、ゴールド成形色のブースターと共にSF感を演出しています。
●ゼンマイハンドルの色違いは、初版で白色、赤色、グレー色が確認されています。2版はオレンジ色、グレー色のが確認され、初版→2版の移行期は、お互いの色ゼンマイハンドルは混ざっていたと思われます。現状確認できている分の情報ですので、今後、もう少し種類は増える可能性あります。
●こちらが本文紹介のマルイ「メカボーグ2号」。これも吉田昭夫氏の作品です。
タカラの「変身サイボーグ」が1号なので、これは2号にしたんじゃないかと考察しています。少年サイボーグが変身サイボーグ2号なのですが、きっと2号の肩書に気が付かなかったんじゃないかと。。。。 因みに、メカボーグ2号よりも、少年サイボーグの方が先発売です。
●週刊実話 ザ・タブー(令4年1月8日号)「吉田昭夫 SF箱絵展」のインタビュー記事によると、吉田氏は先輩箱絵画家の作品を随分と参考にしていたようで、今回紹介したジュニアモグラス2版も、なんとなく、1967年に発売した日東科学のSF地底戦車「Zライザー」のオマージュを狙ったんじゃないかと感じます。 下はZライザーを左右反転した画像です。ぜひ、本誌紹介の2版ジュニアモグラスと比べてみて下さい。
タカラの「変身サイボーグ」が1号なので、これは2号にしたんじゃないかと考察しています。少年サイボーグが変身サイボーグ2号なのですが、きっと2号の肩書に気が付かなかったんじゃないかと。。。。 因みに、メカボーグ2号よりも、少年サイボーグの方が先発売です。
●週刊実話 ザ・タブー(令4年1月8日号)「吉田昭夫 SF箱絵展」のインタビュー記事によると、吉田氏は先輩箱絵画家の作品を随分と参考にしていたようで、今回紹介したジュニアモグラス2版も、なんとなく、1967年に発売した日東科学のSF地底戦車「Zライザー」のオマージュを狙ったんじゃないかと感じます。 下はZライザーを左右反転した画像です。ぜひ、本誌紹介の2版ジュニアモグラスと比べてみて下さい。
商品パッケージのモグラス本体は赤色の印象が強いのですが、こちらはグレー色の印象となっています。同時期に発売された緑商会SFシリーズのパッケージ側面にあるジュニアモグラス紹介図では、このグレー色のバージョンが使われている場合が多いです。
●童友社の限定保存版の中身です。パッケージと同じく、成形色も3版と同じ色になっています。
この3版ですが、当時のオリジナルはめったに出て来ないレア品のようです。たぶん、現存数は初版、2版よりも少ないかもしれません。ただ復刻があるということで、市場お宝価格は初版、2版には及ばないと思います。
●童友社の限定保存版の中身です。パッケージと同じく、成形色も3版と同じ色になっています。
この3版ですが、当時のオリジナルはめったに出て来ないレア品のようです。たぶん、現存数は初版、2版よりも少ないかもしれません。ただ復刻があるということで、市場お宝価格は初版、2版には及ばないと思います。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
(みくに文具 上田大)
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