~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第159回)
今回はブルマァクのウルトラセブンシリーズ(小)を紹介します。
1971年発売。当時価格は50円。
マルザンからの金型流用品です。 上画像の物はウルトラホーク1号以外は「ST表記有り」版ですが、4種全てに「有り」と「無し」版が存在します。
50円箱に貼られている版権シールは、セブン、新マン、エースと3種類が確認されています。
ウルトラホーク1号以外は、成形色や金型違いなどが確認されています。
マグマライザーのみ、ブルマァク初版として初期のブルマァクロゴ(漫画牛ロゴ)が使用され、全く違った絵柄の初期物が存在します。
1972年発売。当時価格は4点シュリンプパックで300円。単品75円。 パッケージが新調された75円箱。新調といっても、ゼンマイ版のパッケージの使い回し。
75円というのは、4点パックシュリンク発売が4点300円だったので、1/4の1点75円ということ。
ポインターは珍成形色があり、標準色、赤色、金色、メタリックブルーなどが確認されています。
ウルトラホーク1号のみ、側面にマットメカが紹介されています。 これは、同時期に50円売りのマットメカもパッケージが新調されましたが、マットメカは「マットアロー1号」「マットアロー2号」「マットジャイロ」の3種類しかなく、4点パックにするためにウルトラホーク1号を参加させていたためと思われます。
箱大きさは50円、75円箱とも同じで、10×16×3センチ。
ウルトラホーク1号のみ、1985年発売のマスターモデルス(日東)「T.D.F ポインター」に、おまけで参加しています。当時価格は1000円。 ポインター自体はマルザンのポインタースカイラインの復刻で、ゼンマイ走行も復刻されています。
ウルトラホーク1号は、本来あるはずの前輪脚の金具が省略されて、後輪脚も切り取るように指示がされています。 プラパーツ自体は、前輪後輪含めそのまま付いていますので、自作再現可能かと思います。また、β号の発射分離のためのスプリングは付いているので当時のまま遊べます。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
※50円ホーク1号には、その後、マルサン「マン&Q」時代に使用されていた版権シールが貼られている個体が確認され、使用されていたシールは4種類となっています。(2020.1.28)
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