2018年7月31日火曜日

ガッチャマン「G-1号」のプラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第134回)

今回は再販の多い、科学忍者隊ガッチャマンの「G-1号」を紹介いたします。



●万創(バンソウ)版
最初の発売は1972年バンソウから。当時価格は500円。
箱サイズは21.5×30×6.3センチで、品番は500-BA089。ST表記は無し
製造元はタツノコランドで発売元が万創(バンソウ)となっています。
組立書はポスターも兼ねているので大きく、サイズは51.5×36.5センチもありました。

走行はゼンマイ。コクピット後ろには隠れたミサイル発射装置があります。
キャノピーはクリヤーブルー。デカールは水スライド式で「G-1」は赤文字。
バンソウということで、ガッチャマンシリーズにも下箱には厚手の折り込み箱一般箱2種類が存在しています。厚箱の方が先発売です。
シリーズはG-1号からG-5号の5種が発売され、G-4号のみモーター走行となっています。

2018年7月15日日曜日

プラモデル箱の矯正方法

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第133回)
 
今回の絶版プラモデル情報局は、「箱の矯正方法」を紹介いたします。

前回は汚れ取りの方法を紹介しましたが、今回は箱の歪みを直していきます。
 
箱の歪みを直す方法に、アイロンをあてるというのがありますが、個人的には、紙自体が圧縮プレスされた感じで、柔らかさが無くなり、本来の素材感を損なうことが多いので、お勧めできません。アイロンがけで矯正された物は、手にとると直ぐにわかり、箱好きな私としては残念な気持ちになります。
 
それでは、箱の状態を観ていきます。 これは「非常に悪い」に近いランクですね。

無理矢理、狭い場所に押し込まれていたのか、側面が強烈に凹んでいます。
全てをいっぺんに直すと言うのは無理がありますので、計画を立てます。
今回は「上面の左に見える大きな歪み」と「右側面の凹み」を中心に進めていきます。