~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第84回)
今回は、ニチモ(日本模型)のSFシリーズを紹介いたします。
シリーズは全6種。キングシャークのみ、再販を重ねているので知っている方も多いと思います。1968年2月に発売されたNo.1~3の「SF戦車型」、さらに同年5月発売のNo.4~6の「フライングサブ型」の2郡に分けられます。
●シリーズNo.1 「アドベンチャー」
1968年2月発売で当時350円。箱サイズは約18.5×31.5×4センチ。 当時の広告によると、ミサイルは自動発射、点滅式のライトがつき、観測ドームは上下に可動、広報パラボラレーダーは自動施回式とあります。単三2本使用。
●シリーズNo.2 「キングシャーク」
1968年2月発売で当時450円。箱サイズは約21.5×36.7×4.8センチ。 地上&海上&海底走行。水底走行中、障害物に邪魔されると自動的にレスキューカプセルを浮上させ、地上ではパラボラレーダーが可動し、ミサイルと後部格納庫のミニ・ファイターが発射できます。単二2本使用。
SFシリーズでは、このキングシャークのみ数年毎に再販されていたので、発売時期によるパッケージ違いを気にしなければ、入手は容易です。
●シリーズNo.3 「サブロック」
1968年2月発売で当時400円。箱サイズは約19×31.5×4.8センチ。 フィンのついたローターを回転して走り、後部スイッチにより前・後進が自由自在。前輪のキャタピラもローター駆動に連動しています。パッケージには水中モーター取付装置付とありますが、組立書を見る限りでは見当たりません。単三2本使用。
●シリーズNo.4 「マリーンバード4号」
1968年5月発売で当時150円。箱サイズは約13.5×23.5×4センチ。
水中モーター専用とパッケージに書かれている通り、別売りの水中モーターを購入しないと遊べない仕様になっています。パーツ成形色の一部が、非常にカラフルな蛍光塗料が吹き付けられているのも、このシリーズの特徴の一つ。「光る潜水艦」とは、発光シール(夜光シール)が付き、暗闇で「ぼわ~」と青白く光るのみ。フライングサブの名前の通り、パッケージには空飛ぶ姿が描かれていますが、良く見ると、水中モーターもカッコよく描かれているのがわかります。シリーズ通して、成形色違いは確認されていません。
●シリーズNo.5 「マリーンバード5号」
1968年5月発売で当時150円。箱サイズは約13.5×23.5×4センチ。
下図は当時、同封されていた懸賞チラシ。昭和43年の文字が見えます。
●シリーズNo.6 「マリーンバード6号」
1968年5月発売で当時150円。箱サイズは約13.5×23.5×4センチ。
下図はカラフルな成形色の箱中。
ニチモは、このSFシリーズ発売以前の1963年にSF探検車を数点発売しています。それらはさらに激レアな逸品として人気が高くなっています。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
(みくに文具 上田大)
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