2014年10月28日火曜日

ファイヤーマンのプラモデルシリーズ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第44回)

今回はバンダイの「ファイヤーマン シリーズ」を紹介します。


バンダイから3種のプラモデルが発売されています。 1973年の5月に「マリンブル」、6月に「マリンゴン」、7月に「モグリアン」が発売されました。
「マリンブル」と「マリンゴン」が当時400円でゼンマイ走行。「モグリアン」がモーター走行で当時600円でした。 「マリンブル」「マリンゴン」は割と入手しやすいのですが、「モグリアン」がなかなか手に入らないコレクターさんも多いのではないでしょうか?出現率は10対1ぐらいのようです。


各メカの紹介です。

「マリンブル」マスコミシリーズNO.57。ミサイル2発を装填発射可。
なぜか、この「マリンブル」のみ、箱中装填が豪華になっています。尖った先端部分を固定するためだと思いますが、箱を開けた瞬間の豪華さは、「カマキリ男」「電動歩行 ライディーン」などと共に、バンダイキャラプラモのTOP5に入るでしょう。


「マリンゴン」マスコミシリーズNO.58。ミサイル2発を装填発射可。
円谷メカには夕焼けが似合います。そんな代表的なパッケージアート。入手しやすさも含め、これだけは所有しておきたくなる逸品です。


「モグリアン」マスコミシリーズNO.61。4本のドリルが回転。FA130モーター付き。
バンダイメカプラモデルのドリル2王者といえば、ウルトラマンタロウの「ベルミーダ2世」と、この「モグリアン」が長年君臨してきました。バンダイプラモデルコレクションの中でもこの2種はTOPクラスです。 しかし、ドリルが自動回転するのは「モグリアン」だけで、「ベルミーダ2世」のドリルは手動回転というのはあまり知られていません。そして、「ベルミーダ2世」の走行はゼンマイです。それもあってか、長年ほぼ同じ評価額でしたが、ここ数年は「モグリアン」の方が高値になってきています。

ドリル2本の「ベルミーダ2世」に対し、「モグリアン」は4本ですから、ここ数年で評価額も倍になりそうな勢いがあります。


ファイヤーマンのマスコミシリーズ番号は57、58、61です。
最後に、時代背景がわかるように、前後中の商品を紹介しておきます。
NO.56「仮面ライダーV3(ゼンマイ)」
NO.59「マスコット 仮面ライダーV3」
NO.60「流星人間ゾーン マイティライナー(ゼンマイ)」
NO.62「ロボット刑事 ジョーカー(ゼンマイ)」
となっています。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。



(2024.11.24 追加文)
〇ファイヤーマンシリーズ3種の品番です。「モグリアン(8657-600)」「マリンゴン(8658-400)」「マリンブル(8659-400)」

〇モグリアンの組立書に訂正紙がホチキス留めされています。初期流通分には張られていない可能性はありますが、未確認です。

〇モグリアンのプラモデル自体は、キャタピラ走行ではなく隠し4輪走行でした。






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