~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第40回)
今回はロボット刑事のプラモデルを紹介します。
まずはバンダイ版から紹介。
「マスコット ロボット刑事」「ジョーカー」の2種を発売。どちらも激レアで、特にジョーカーの現存数の少なさは、マスコミシリーズでTOP3に入ります。
アオシマからも2種が発売。
アオシマ版の特徴は、車体プラ部分は2種とも同じとなっているが、金属製シャーシ部分で、ゼンマイ版(1000円)とリモコン版(1600円)の仕様違いを実現している点です。
両者共、13センチほどのロボット刑事Kが付いています。
シャーシ部分の写真です。ゼンマイ版は組途中で、タイヤをつけた状態です。 ゼンマイ版、リモコン版の2種ともジョーカーとロボット刑事Kのプラ部分は同じ。
成形色も同じでジョーカー本体は赤色。
ジョーカー成形色が青色の物は、発売終了後の金型の再利用パチSFプラモ「電光スパック号(当時1600円)」が入れられたもの。ジョーカー箱にこの青色スパック号が入っていることがあるので要注意。
カタログの完成写真です。Kが帽子を被っているのはバンダイマスコットだけ。帽子は脱着可能です。
完成品を見る限りでは、ジョーカーはバンダイ版の方がオリジナルに近いように見えます。アオシマ版はかっこよすぎですね。 「アオシマプラモの世界(竹書房)」によると、バンダイとは価格帯で棲み分けをしていたそうです。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
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