2016年1月28日木曜日

今井科学の「サンダーボーイ」組立書

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第74回)

今回は、今井科学の名作ロボットプラモデル、「サンダーボーイ」の組立書を紹介します。


1963年発売。当初1000円で発売予告されていたようですが、発売時には1500円という高額商品として市場に登場。 箱も巨大で約49.5×34×7センチ
リモコン操作にて、 「肩から入れたミサイル段を腕回転により投げる!」
「頭部ハッチを開き、ミサイルロケット発射!!」
「前進、左・右廻り!!!」
が可能。

まさに、プラモデルというよりも本物のロボット制作です。

当然、組立てには非常に高度な技術を必要としたようです。


子供たちの夢を乗せた半世紀以上前のプラモデル、未来の技術者育成にも貢献したであろう逸品です。ぜひご堪能下さい。




完成後には注意書き


「サンダーボーイ」は、翌年「ビッグサンダー」と改名されます。それと同時に、安価な商品も発売され、「サンダーロボット」シリーズは、今井科学の人気商品となっていきます。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。


みくに文具 上田大)
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現在、タイムボックスでは、今回紹介したサンダーシリーズ「ベビーサンダー(箱)」を在庫中です。お気軽にお問い合わせお待ちしております。


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2016年1月10日日曜日

コレクター泣かせ!箱の大きさ違いのプラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第73回)

今回は、箱サイズの違うプラモデルを紹介いたします。
「箱の大きさ違い?」と不思議に思われるコレクターさんも多いと思いますが、
複数所有して初めて気が付くなど、写真だけではなかなか判別しにくいお宝プラモデルがあります。 コレクター泣かせの逸品です。


同一商品にも出荷時期により、ST表示の有無し、表記の誤植違いなどがある場合があります。これらは、なんとか写真で判断付きますが、、、、。
まずは、こちらをご覧ください。

たとえば、この1979年発売のmpc「エイリアン」。海外TOYブームもあり、国内で大ヒットした商品です。

では、こちらの画像を

まるっきり同じに見えますが、、、、
並べると、箱サイズが違います
比較物が無いと、ほとんど大きさが判断できません。 右の小さい方が標準商品(1体入り)で、箱サイズは25.5×15.5×8センチ。
大きい方は、東京のオオハシ模型が限定販売した2体入りのものです。

因みに、標準商品で、表記が(C)1979 Twentieth・・・とあるのが初版
1984年に再販されたものは、表記が(C)1984 Twentieth・・・となっています。



次は、1964年発売の今井科学「ベビーサンダーボーイ(当時250円)」です。

これも大きさの違う箱があります。
側面の表記「ベビィ」と「ベビー」の違いはあるようです。 側面の誤表記から考えて、大きい方が最初に出荷されたものと言われています。



激レア品の1967年発売、マルザン(マルサン)「ウルトラホーク2号(モーター・当時350円)」の初版箱。こちらも、写真だけでは瞬時に判断できませんが、2つ並べると大きさが違う2種があります。
並べて比べれば、正面のマルザンマーク下のスペースが若干広いのがわかります。 同シリーズのマルザン「ウルトラホーク1号(初版・モーター)」にも大きさ違い箱が確認されています。1号、2号共に、小さい方が初期出荷分です。



正確な情報を持ち、注意深く画像を見なければ気が付かない例も紹介します。
緑商会の「ミサイルロボット(1965年発売・当時100円)」です。
初版はイラスト箱ですが、その後出荷の写真箱に、箱サイズ違いがあります。画像の小箱にはST表示がありますが、無いバージョンもあるようなので、モーターロゴ違いを知らなければ、側面も大小同じデザインなので写真からは大きさ違いに気が付けません。 同様にシリーズの「ブラックサタン」「スチールジャイアント」にも小箱があります。
小箱が後出荷です。



バンダイ、JOE90より「マックスカー(1969年発売・当時100円)」
よくよく見ると、下部分が少し付け足されています。小さい右の方が先発売(当時100円)です。左の大きい方は当時150円。同シリーズ、バンダイ「サムスカー」も同様です。



大きさ違いではありませんが、箱の形状違いも紹介しておきます。
画像はバンダイ、パズルモシリーズの「グレンダイザー(1975年発売・当時100円)」です。

2つ並べれば、側面デザインや厚みも違うので分かり易いですが、
正面画像だと、「UFOロボ」の表記違いまで知っていないと、なかなか判別しにくいです。
左がキャラメル箱タイプ、右が上下箱タイプです。中身は同じです。 同シリーズの「アカレンジャー」も2形状の箱が確認されています。



最後に、箱サイズと正面&側面デザインがまるっきり同じなのに、形状違い箱を紹介します。
マルサンのウルトラマンタロウシリーズ「マゼラン(1973年発売・当時100円)」です。

画像のように、箱の大きさ、正面&側面のデザインも、まるっきり同じです。
箱裏が見えて、初めて上下箱とキャラメル箱だとわかります。 このシリーズで人気NO.1の「ウルトラマンタロウ」も、2形状の箱があるので、コレクター泣かせになっています。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。


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