2013年7月29日月曜日

ボルテスⅤのデラックスプラモ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第14回)
前回「コンバトラーV」とくれば、今回はやはり、「ボルテスⅤ」を紹介しましょう。
このボルテスⅤも、ポピーから超合金として各マシンや、それらをセットした「ボルトインボックス」が発売されました。こちらも、現在では激レアコレクターアイテムとなってます。
プラモデルもバンダイから発売され、当然のように5台セットも発売されました。
こちらも、現在では激レアです。
ボルテスⅤの5台セット版「ビッグ 超電磁マシーン ボルテスⅤ」のプラモデルを紹介します。
「ビッグ 超電磁マシーン ボルテスⅤ」
77年12月発売。当時価格3000円。
箱サイズは52×33×8センチと、ビッグコンバトラーVよりも少しだけ大きい。
各マシンはセット売りの前に発売。セット売りは、12月発売ということで、クリスマス商戦向けの商品と思われます。

箱中は窓付きの台紙があり、

その下に、各ボルトマシンが透明袋に詰められています。
透明袋は、各マシンの名前入りで、別売りとは別物。

説明書も、別売りの各マシン5枚入りではなく、別仕様のもの。
変形合体メカだけに、強度向上を図るため、プラモデルではあるが、接着剤の他にリベットやビスなどの金属部品を使用した組み立てとなっています。
4号のボルト・フリゲートのみ、ゼンマイはつかず、コロ走行のみ。
残念ながら、ボルトマシン単体は、コンバトラーVのバトルマシンと違い、再販はされていません。

「超電磁マシーン ボルテスⅤ(当時700円・縦箱・箱サイズは26.5×19×4.5)」も紹介しておきます。
上図が再販箱です。安価格帯ながら、5台合体が可能です。箱絵は上田信。

上図が初版箱で当時600円です。箱のサイズは19×27×4.5センチです。
なかなか市場にでません。

最後に、バンダイ、ボルテスⅤ関係のプラモデルリストを紹介しておきます。
ぜひ、全種収集チャレンジしてください。
ボルトマシンでは、やはり「ボルト・クルーザー」が一番人気。
当時のリストでは、ジョイントモデルシリーズや、1300円でのモーターライズ版も予定されていましたが、発売はされませんでした。

●「ボルト・クルーザー(ゼンマイ・定価600円)」
●「ボルト・ボンバー(ゼンマイ・当時600円)」
●「ボルト・パンザー(ゼンマイ・当時600円)」
●「ボルト・フリゲート(当時700円)」
●「ボルト・ランダー(ゼンマイ・当時600円)」
●「ビッグ 超電磁マシーン ボルテスⅤ(ゼンマイ・当時3000円)」
●「超電磁マシーン ボルテスⅤ(当時600円・横箱)」
※各マシン合体します。
●「超電磁マシーン ボルテスⅤ(当時700円・縦箱)」
※各マシン合体。箱絵と価格を変更して発売されたもの。

現在、タイムボックスでは、ボルトマシンも全て在庫中です。
(ネットショップでは紹介してないのでお問い合わせください)

絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。


みくに文具 上田大)



タイムボックスでは、バンダイ ヒーローロボットプラモ在庫薄のため高価買取中です!
大切なコレクションを手放すときは、ぜひ、お気軽にご連絡下さい。
http://www.timebox.jp/
買取・査定・その他のお問い合わせ 03-5706-4039 まで

2013年7月17日水曜日

コンバトラーVのデラックスプラモ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第13回)


5台のマシンが合体するロボットアニメ、「コンバトラーV」と「ボルテスⅤ」

ポピーから各マシンの超合金が別売りで発売され、その後、5台をセットにした「コンバインボックス」と「ボルトインボックス」が発売されました。両商品とも、非常に人気があり、現在では激レアコレクターアイテムとなってます。

時代を同じくして、プラモデルもバンダイから発売され、当然のように5台セットが発売されました。
今回は在庫もある激レアの逸品、「コンバトラーV」の5台セット版「ビッグ 超電磁ロボ コンバトラーV」のプラモデルを紹介します。


「ビッグ 超電磁ロボ コンバトラーV」
 76年11月発売。当時価格2700円。
箱サイズは50×30×9センチという巨大なもの。
各マシンは「カスタムシリーズ」として、76年夏に発売。セット売りは、11月発売ということで、クリスマス商戦向けの商品と思われます。


ただの単品商品を箱に詰めただけの商品ではありません。
 箱中のビニール袋には各マシンがカラフルに印刷され、
ゼンマイは各機毎に名前入りのタグがつけられています。


各機バラ売りの物は、このようにビニール袋に何も印刷されていません。
 ※写真は再販ではなく初版物。

この袋印刷は、子供心には、嬉しい仕様です。
箱を空けた時のインパクトは、まさにクリスマス色満載!!


説明書も、各5枚入っているのではなく、別物仕様となってます。
 おまけに、コンバトラーVの秘密メモも入っていました。


箱側面に紹介される5台のコンバインメカ達。
 巨大箱だからこそ可能なデザイン演出!!
まさに、スペシャルキットです。



最後に、バンダイ、コンバトラー関係のプラモデルリストを紹介しておきます。
ぜひ、全種収集チャレンジしてください。
コンバインベースもなかなか出会えませんが、この「ビッグ 超電磁ロボ コンバトラーV」が当然、入手困難の鬼門となっています。未組現存数でいえば、バンダイマスコットシリーズのTOPクラスと同等と思われます。ジョイントモデルのカラー版(初版)もわりと見かけませんので、要注意です。

●「バトルジェット(ゼンマイ・定価500円)」
●「バトルクラッシャー(ゼンマイ・当時600円)」
●「バトルタンク(ゼンマイ・当時500円)」
●「バトルマリン(ゼンマイ・当時600円)」
●「バトルクラフト(ゼンマイ・当時500円)」
●「ビッグ 超電磁ロボ コンバトラーV(ゼンマイ・当時2700円)」
※(究極プラモデル大全の2000円というのはミス印刷)
●「コンバインベース(当時1200円)」
※ジョイントパズルのコンバトラーVがセット。
●「ジョイント コンバトラーVデラックス(モーター・当時1500円)」
※ジョイントモデル+F-1マシンのもの。同じ仕様でガイキングもある。
●「ジョントモデル コンバトラーV(当時500円)」
※カラー成形色仕様。
●「ジョントモデル コンバトラーV(再販・当時500円)」
※成形色は白一色。
●「ジョイントパズル コンバトラーV(当時100円)」


バラ売りのコンバインメカは、数回再販されています。
再版物もゼンマイが付いていますが、側面デザインなどが若干違います。
わかりやすい簡単な見分け方は、
1)箱中に帯があること。2)バンダイのマークがバンザイマークであること。3)版権シールの文字色が緑色。 の3点です。
※側面価格表記が初版価格で見分けもつきます。


(2024.4.24 追加)
初版、再販、再々販の違い「(第243回) コンバトラーV 初版・再販・再々販比較」にて紹介しています。→こちら

●完成品の画像も紹介しておきます。5機合体時の画像です。



絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。


タイムボックスでは、バンダイ ヒーローロボットプラモ在庫薄のため高価買取中です!
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